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鍛えあげインターンシップ 社長インタビュー

(株)求人タイムス社 しごとマルシェ事業部長 飯原美保 氏

私はこれまで、ガーナ、ネパール、ベトナム、フィリピン、インドネシアなど、開発途上国をさまよっていました(笑)。ODA(政府開発援助)にNPO職員、開発コンサルタント、JICA職員として携わっていたのです。開発途上国では、主に、水道、電気、ガスなどが無い僻地と言われる地域で働いていました。ベトナムの事業地では、冬でも川の水を浴びたり、カメムシを食べたり、高床式住居で寝泊まりしていました。時には、のみに数百か所噛まれ、夜眠れないことも・・・。ガーナでは、栄養失調で歩けなくなった子どもや、灰色をした水たまりの水をすくって飲む子ども達を目の当たりにし、水や食糧が人が生きていくためにはいかに大切か感じさせられました。同じ人間として生まれてきても、生まれ育った国や風土、環境によって生き方や生活がこんなに違うんだと感じました。

そんな仕事をすることになったのは、高校生のある夏休みに出合ったある一冊の本がきっかけでした。ブラジルで井戸を掘る海外協力青年隊の手記を読み、カッコいい!と憧れ、私は四国から世界に飛び出すんだって大きな夢を抱いたのです。野望とも言えますが(笑)。そして、その夢を叶えるために、大学・大学院で国際関係について学び、国際協力の道に入り、10年以上働いた結果見えてきたのは、日本という国のすばらしさでした。

法律も整備されていない、一つの国民としてのアイデンティティが築かれていない、汚職が蔓延している、水や食糧不足で多くの子ども達の命が犠牲になっている等々を目の当たりにし、日本という国がいかに暮らしやすく、平和で、安心できる国なのかということを実感したのです。しかし、日本に戻ると開発途上国に比べて元気が無いのです。閉塞感すら漂っているように感じました。特に、地方では若年層がどんどん都市部に流れ、シャッター街が増え、活気が無くなっているということを知り、とても悲しく思いました。

そこで、悩み始めました。私は、開発途上国のために何かしたいと思って仕事をしてきたけれども、足元の母国、そして故郷に対して何も恩返しができていないのではないかと・・・。しかも、両親を心配させてばかりいる状況だし・・・と。そして、日本には何ができるか分からなかったけれども、何かできることがあるのではと思い始めたのです。そんな折、父から「これからは、若者が働きたい、住みたいと思えるような地域づくりが大事になってくるので、地元の企業が取組みをしていかなければいけないと思う。求人情報以外にも地域の魅力を発信していきたいと思っている。」という話を聞き、心を動かされたのです。そして、父の会社に入ることを決心し、求人情報に加えて地域情報を発信し始めました。

地域情報の発信は、県内外の人達に地域で働く面白さや地域の魅力をもっともっと知ってもらいたいとの思いで取り組んでいます。地域情報の発信は、フリーペーパー「ハローせとうち」の中で、香川の活性化に関わることをしている人の紹介や、働いている人のインタビュー、小豆島の輝く人や場所の紹介など、多岐に渡ります。また、これらの情報は、HP上でも掲載し、facebookやツイッターなどで広めています。もっともっと地域の活性化に貢献する会社に育てたいと思っています。今はまだまだ模索状態ですが、香川で働くことの面白さや楽しさをどんどん発信して、香川で生きがいを持って働く人が増え、それが地元香川の企業の活性化に繋がり、そして香川という地域の発展に繋がれば、本当に幸せです。そして、話者でも、同じ思いや志(こころざし)を持つ仲間が増え、一緒に香川を盛り上げていければと思っています。

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