【2017年参加】 香川大学 経済学部 F.Mさん
私は株式会社ザグザグ様のインターンシップで、実習内容であるインストアマーチャンダイジングや接客・カウンセリングスキルはもちろん、実際に社会人として働くにあたってどのようなことが求められるのか、今の自分はどこまで通じるのかということも学びたいと考えていました。まず五日間を通して感じたのが圧倒的な知識不足と経験不足です。私はザグザグ様のインターンシップに参加させていただくまで、小売業界が具体的にどんな仕事をしているのかあまり考えたこともありませんでした。メーカーから消費者へ商品を流通させているという最低限の知識でインターンシップに参加してしまったため、驚きの連続で日ごろからもっといろんなものに興味を持ち知識を深めようと強く感じ、これからの就職活動に活かそうと考えました。
実習内容について振り返ると、1日目の午前は、プレゼンについて学び、学んだことを活かしつつ自分の自己紹介を行いました。そこで学んだことは、自分の長所をいかに相手にメリットのある情報にするかということです。人は自分の興味のあること以外は自然と聞き流してしまいがちという点に着目し、それをどう印象づけるか考えました。午後は需要と供給を考えるワークと2日目の店舗視察に向けて基礎知識を学びました。需要と供給を考えるワークでは、実際にザグザグ様の新入社員の方がお客様が何を求めているのかを考えた売り場づくりをし、その商品の利益が大幅に上がったという例から、マネジメントの大切さを学びました。2日目の店舗視察では、スーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアといった小売店舗5件を視察しました。そこでは社員の方と学生でペアを組み店舗視察を行ったのですが、やはり着目する点が違い、小売業の努力を実際に目にしました。また5件の店舗視察をすることで、その企業が何に力を入れているのかなどの差別化も理解することができました。3日目と4日目は、他大学の1DAYインターンシップの学生と一緒にインストアマーチャンダイジングと接客・カウンセリングについて学びました。3日目の午前は小売業界について学び、午後はインストアマーチャンダイジングについて学びました。その後、インストアマーチャンダイジングを活かし、他大学とのグループでクロスマーチャンダイジングも取り入れつつ売り場の企画書作りをし、最期にプレゼン発表を行いました。ここでは、自分の意見をいかに相手に納得してもらうかに苦労し、反省点が多かったです。4日目の午前はドラッグストア業界について、ザグザグについて、ザグザグ流接客心得を学びました。日本の環境と課題ということで、平均寿命と健康寿命の差からドラッグストアにできることをディスカッションで考えたり、ザグザグ様の5つの戦略について学んだり、種から立派な木になるまでの図を用いて非常にわかりやすく接客販売について学びました。午後は、オーラルケアについて学び、それについてペアでロールプレイングを行いました。15分の接客販売を体験したのですが、とても15分が長く感じ、知識不足を痛感しました。社員の方は普通に接客していると15分以上なんて当たり前だよと言っていたので、ザグザグ流接客販売のすごさを感じました。5日目の午前は、初日に与えられていた課題についての企画書作りをしたのですが、いざ発表となると、5日間を通して学んだことが少ししか発揮できなくて、もっと頭を柔らかくして考えないといけないなと感じました。午後は社会人と学生の違いについてチーフの方からお話を聞き、時間厳守の大切や責任の重さを改めて感じました。その後は、今後の目標設定ということで、自分の将来やりたいことを考えました。何か決まっている夢があるわけではないので、非常に苦労しました。ですが、ここで将来こういう道もあるのだなと新たに発見し、自分の今興味のあることはこの分野なのだなと絞り込むことができました。
5日間という短い時間の中で、学んだものは非常に貴重で、いい経験になり、今後の自分の成長へ繋がるものでした。5日間こんなに楽しくインターンシップを行えたのは、社員の方一人ひとりが、私達学生のために貴重な時間を割いて考えてくれたおかげだと考えると、感謝の言葉では足りないぐらいです。最終日に近づくにつれて、インターンシップが終わってしまうのが寂しくて、こんな気持ちになるのはすごく楽しそうに働いている社員の方を目にしていたからだと思うと、ザグザグ様のような企業で自分の力を活かして働きたいと強く思いました。ザグザグ様でのインターンシップ経験は、今後の就職活動に活かせることがたくさんあると思うので、まずは様々なことへ興味を持ち、知識を深めていこうと思います。最後に、お忙しい中私達を受け入れて下さった株式会社ザグザグの皆様、またこのインターンシップに参加するにあたり、様々なサポートをしていただいた松本さんに心からお礼申し上げます。ありがとうございました。