【2012年度参加】 香川大学 経済学部 Y.Hさん
今回私は鍛え上げインターンシップに参加し、西山自動車様にお世話になった。そこでの研修内容は自分で興味関心を持つものを見つけそれに対して深く追求する という内容だった。社員の方は皆さん接しやすい方でコミュニケーションを取る分にはそれほど問題はなかったが自分が興味のあることを探すことに苦労した。 私の場合は主に社会で働く人がどんな思いでどのように働いているのかを観ることに重点を置き、自分である程度当たりをつけてからその実をお伺いするという スタンスでインターンシップ期間を過ごしたが、5日間の中でどれだけ興味のあることを見つけられるかが大きな課題となってのしかかってきた。1つ2つの質 問疑問であればどんなに時間をかけたとしても1時間半もあれば解決できるので一日を十分に消費するためにはいくつもの疑問を自分で見つけ出さなくてはなら ない。それが5日もあればその数は膨大なものだ。その膨大な量を発掘し得るだけの探求心とその中でも必要なものをより分ける選別眼がどうしても必要となる 内容だった。このインターンシップを通して私は与えられたものではなく自分で何ができるのか、何が必要なのかを理解する力を発掘できたと思う。今はイン ターンシップが終わってあまり日が経っていないということで鮮明にその記憶があるだけかもしれないが、自分で何かを見つけ成す力というのは社会に出て必ず 必要とされるものであるし、人の上に立つ者なら当然身につけなければならないものでもある。5日間という短い期間であったが本当に重要なことに気づかされ た。この経験をこれからの生活に生かせるよう一層努力邁進しなければと感じさせられた。
「後輩へのメッセージ」
インターンシップを受講するつもりなら絶対に鍛え上げにした方が良い。通常のインターンシップでも学ぶことはあるだろうが鍛え上げはもっと秀逸である。私 の友人は皆通常のインターンシップを受講したが、密度が全然違う。ただ単位のためという感がどうしても否めない。単位も重要だがどうせやるなら一つでも多 くのものを得られる方が良いと思う。私が鍛え上げ型を選択した理由は「やるならとことん」という心情を持ち合わせているからである。今までもそうして生き てきたが確かに苦しみは人の倍、しかし目につくメリットは人と同じ。非常に効率の悪いものだと自覚しているが本当に大切なものは目に見えるものとは限らな い。何よりも自分の心を良い方向へ変えられるものは人との出会いと何をしたかに限られる。鍛え上げインターンシップでは自分の考えを大きく変えることがで きる。場合によっては表面だけでなく本質を見抜く力を養える数少ないチャンスである。(それも無料で)このチャンスを手にするか否かは当人たちの勝手であ るが鍛え上げインターンシップを体験した者から言わせるとここでチャンスを見逃すものは愚か者である。