【2016年参加】 香川大学 経済学部 S.Mさん
私は9月末、5日間という短い日数だが、求人タイムス社で大変内容の濃いインターンシップをさせていただきました。初日は緊張していたのですが、インターンシップ担当者様をはじめ、求人タイムス社の皆さんは明るく温かく接してくださいました。そのおかげもあり、忙しく大変なところもありましたがとても楽しい5日間で、あっという間にインターンシップが終わってしまったということが率直な感想です。しかし、5日間で本当に多くのことに気づき、学ぶことができました。5日間受け入れてくださった求人タイムス社の皆様には心から感謝しています。
今回鍛え上げインターンシップに参加して、自分自身の強み弱みを知ることができたことが大きな収穫です。インタビューや営業など実践的な仕事をさせていただいたのですが、今までの学生生活の中で経験したことのないことであり、その分できなかったことが多く目立ちました。たくさん悔しい思いをしましたが、できないこともやってみないと分からないのだと強く感じました。また、新しい環境や新しい人と活動を共にすることで自分の性格の特徴がわかり、この5日間は自分を見つめ直し、深く知る良い機会となりました。今回の気づきを活かし、残りの大学生活で自分の強み・弱みを社会に出るまでに伸ばし克服していきたいと思います。
また、今回のインターンシップでは、たくさんのインタビューや営業を通じて、様々な業種や年齢の人々と話す機会がありました。今までよく知らなかった職業について知ることができたり、知っていると思っていた職業の実際に大変な部分や、逆にまだ知らなかった魅力などを知ることができたりし、これからの就職活動の視野を広げることができました。
今回のインターンシップの中で特に印象に残っていることが、あるお店の経営者にインタビューを行った際、「この店は私の生き様が詰まっているお店なのよ」というお話を伺ったことです。この方がいう「生き様」とは、自分の好きな物やこだわりのことでしたが、自分の「生き様」はどんなものだろうか、と考えさせられました。大学に入るまで、そして大学に入ってからいろいろなことに取り組んできたことを、振り返りまとめていき、自分の「生き様」に合った職業を見つけたいと思いました。
正直今回のインターンシップに行くまでは就職活動と聞くだけで少し憂鬱な気分になっていました。しかし、インターンシップでは働くこととは何か、仕事とは何かを考えさせられた時間でした。一週間に五日間、それが40年ほど続くと考えると、仕事とはまさに人生である感じました。「生き様」が仕事になるのか、仕事が「生き様」となるのか、まだわかりませんが、自分の「生き様」に合うからこそこだわりを持ち、誇りに思う仕事に出会えるよう、前向きに今後の就職活動を頑張っていきたいと思います。