【2015年参加】　香川大学 法学部 A.Kさん

私は普段からあまり就活や将来のことを考えず、のんびりと生きてきた身ですが、今回こちらでなんと鍛え上げインターンシップに参加させていただきました。そんな未熟者が５日間、社会人の皆様に囲まれて鍛え上げられて参りました。
今回は求人タイムス社さんだけでなく、いろんな企業さんにお会いし、お話を聞かせていただける機会を作っていただけたことに、まず感謝しています。普通に生活していると社会人の方にお話を聞かせていただけることはまずないので、貴重な経験をさせてもらったと思っています。二日目にいきなり協同回収の創業者である柴田さんや新日本ツーリストの宮本さんにインタビューしたときの緊張感は忘れません。このインタビューのために質問内容をみんなで話し合ったり、質問の順番を考えたりと初日に準備をしました。今までのんびりと生きてきたゆとり精神を変えることもこのインターンシップの目的だったため、自分の意見を積極的に伝え、頑張りました。
インターンシップを通して感じたことは人とつながることの大切さと大変さということです。香川大学でのアンケート調査では、暑い中たくさんの人が足を止めて回答してくれて感謝でいっぱいになりました。「頑張ってください」と声をかけてくれた方もたくさんいて、心が温かくなりました。中には「急いでいるので」と断られることもあり、こういったアンケートでもこんな感じなのに、営業とか実際にやるともっと過酷なのだろうな、と大変さも痛感しました。お店訪問に向けてのロールプレイングでは社員の皆さんを巻き込む形で行い、社会人の鍛練された営業魂のようなものを感じました。これが５日間の中で一番緊張したかもしれません。このおかげでお店に訪問した際には緊張はあまりせず、スムーズに行うことができました。
私は今まで内弁慶で口も上手くないので、営業に向いていないと思っていました。でも社長さんや所長さんとお話した時に、「可能性を断ち切るのはよくない」「いろんなことに挑戦せんと！」というお言葉をいただいて、少し前向きに考えることができるようになりました。今回こちらでの経験は自信や、新たな価値観の形成に大きくつながったと思います。選択肢はいっぱいあるということに気づけました。たとえば勤め先で次に活かせるような技術や人間力を全力で養っておけば、転職という形で次にどこへ行っても認めてもらえる可能性があるということです。いつでも周りやお客様、そして自分のために真摯に働いていきたいと思いました。今回、リアルな社会人の仕事に向ける真摯な心を体感することができました。お忙しい中インターンシップ生を３人も受け入れ、ご指導していただいたこと、感謝してもしきれません。とても良い経験になりました。