【2013年参加】 香川大学 経済学部 S.Sさん
求人タイムス社でのインターンシップは香大生4名(留学生含む)と他大学生1名の5名という少人数で行われました。少人数だからこそ、講義形式ではなく実践により近い内容でした。
1日目は大 学生を対象としたアルバイトに関するアンケートを実施するために、質問内容・質問方法・記事構成などを考えました。その後、翌日に行う高松養護学校長への インタビュー内容を考えるために事前準備としてインターネットで情報収集を行いました。そして最後に実際に求人広告に載せる求人票に誤りが無いかを確認す る作業を行いました。
最初は初対面の人がほとんどでしたのでお互い気を使っていましたが、質問内容を考える段階で意見を出し合っているうちにすぐ打ち解けました。担当者の方は指示をしてくれますが、答えはくれません。1日目は自分たちで考えることがとても大切だと感じました。
2日目は実 際に高松養護学校を訪問し校長へインタビューを行い帰社後に記事にする原稿を作成しました。その後翌日に行う広告設置店取材のロールプレイを行いました。 インタビューでは名刺交換や言葉遣いなど社会人同士のマナーに悪戦苦闘しました。しかし丁寧であれば悪く受け止めることは無いようでした。ロールプレイで はお手本なしで果敢にトップバッターを務めましたが、敢無く撃沈。しかし素の自分の悪いとこを全て挙げていただいたので最後には自分も驚くほどに上手くな りました。
3日目は商 店街にて広告設置店取材を行い帰社後に取材を基に記事の原案を作成しました。この内容が個人的にはメインでした。実際に社会で働く人と対等な立場でお話を するため、言葉遣い・立ち振る舞いなどいつもの友達とのやりとりとは全く違うため社会勉強という面でとてもいい経験をさせていただきました。
4日目は香 川大学にて1日目に作成したアンケートを行い帰社後集計、記事作成をしました。その後昨日の広告設置店紹介記事の原案をFAXにて送信しました。アンケー トではどう聞けば効率が良いかなどを考えながら行うことで、作業効率UPにつなげました。さらに友人などの協力も得ることができ、人との繋がりの大切さを 少し感じました。
5日目は商 店街にてハロータイムスを配布(ビラ配り)、その後高松オリーブガイナーズの野球試合観戦を兼ねた交流会へ参加しました。ビラ配りでは断られたり苦しい思 いをしましたが、どうすれば受け取ってくれるかを考えながら取り組みました。交流会では経営者の方の生のお話を聴くことができたので大変貴重な経験をさせ ていただきました。社会人になったらこのような縁を大切にしていかなくてはならないと感じました。
5日間のイ ンターンシップを終えて、今までの自分は甘えだと言うことを身をもって感じた5日間でした。このインターンシップで学んだことは、主体的な行動・時間の大 切さ・社会人としてのマナーです。はじめはもちろん方向性を示してくれました。しかしその後は基本的に自分たちが主体で話を進めていく必要がありました。 自分たちで時間配分を決めどのように記事を作成していくかなどを限られた時間で効率よく考えなければなりませんでした。
私は3日目 の店舗取材を一番楽しみにしていました。本物の社会人の方と対等に話をする機会だと思ったからです。実際に失礼のないように訪問し、お話を伺うことは想像 以上にむずかしく、相手の肩の力をほぐしながら情報を引き出す難しさを感じました。こういうことも私が学びたいと思っていたコミュニケーションの一部なの かなと思いました。
5日目の交流会では生の社会人の方の面白いお話も聞かせていただきました。
求人タイムス社様での鍛え上げインターンシップは名前に恥じない鍛え上げのインターンシップでした。5日間を通してお忙しい中、本当に実りのある実習をさ せていただいた求人タイムス社様に感謝しています。