【2012年参加】 香川大学 教育学部 S.Nさん

私は求人広告企業である求人タイムス社様で5日間インターンシップ生としてお世話になりました。

私はこのインターンシップ中に働くということがどういうことか自分なりの答えを見つけようと目標をたてていました。しかし、インターンシップを終えてからもまだはっきりとした答えが出せていないというのが正直なところです。

イン ターンシップ中、求人タイムス社様の求人誌である「ハロータイムス」を設置して下さっているお店を一人で訪問する機会を頂きました。私にとってはこの設置 店訪問がインターンシップにおいてもっとも印象に残っています。今回のインターンシップで、ハロータイムス設置店を回った時強く思ったのが、当たり前のこ とですが私はお客様ではないということです。普段はお客様として扱われているのに立場が逆転するだけで邪険な扱いを受けることもあり、社会の厳しさと学生 という身分を盾にし、甘えている自分を知りました。また、一人で訪問する前段階として他のインターンシップ生であるOさんやKさんと訪問先でスムーズに話 ができるよう何度も練習をしました。2人のアドバイスで自分が自分の作った型どおりにしゃべろうとして柔軟性を欠いてしまっていることに気づき、人と評価 し合うことの大切さを感じました。一人で設置店訪問をするということを聞き、練習を始めた直後は無謀にもほどがあると思ったものの、練習を重ねるうちに 徐々に自信がついていったので、一人で設置店訪問をする日が来ても緊張と楽しみが半々でした。

また、 求人広告を依頼して下さっている2名のお客様へのインタビューに同行させて頂き、学生として生活していると見えてこないようなお話を伺うこともでき、非常 に興味深かったです。どちらのお客様もご自身で起業された方で、私の身の回りに雇う立場の人はいないということもあり、人を雇うことの苦労や責任といった お話はとても印象に残っています。

インターンシップ期間中、文章を作成することも多かったのですが、限りある文字数で解りやすく相手に伝わる文章を書くのがとても難しく、腐心しました。

求人タイムス社様の良いところはいろいろな職業の方との交流が持てることだと思います。人との交流が多ければそれだけ多くの考え方を知れるわけで、このインターンシップは様々な人と触れ合うことができ、とても刺激を受ける機会となりました。

私がこ のインターンシップに応募した理由に興味のある広告関係の仕事の体験ができるということと、楽に単位が取得できそうというやや不純な動機がありました。イ ンターンシップは毎日充実し、私の予想以上に得るものの多かった体験となりました。私は求人タイムス社様1件にしか応募しなかったのですが、このインター ンシップをきっかけに今後興味のある業種がインターンシップ募集をしていたら応募してみようという気になりました。

教育学部生は実習がある人も多いので、夏休みをさらに削ってまで参加したくないと思う人もいるかもしれません。しかし、休みを削った分リターンがものすごく大きいことも確かです。

私は就職活動を間近に控えた今になってインターンシップに応募しましたが、これを読んだ皆さんには3年になってからと言わず、今から将来を見据え積極的にインターンシップ制度を利用し見地を広めてほしいと思います。