【2015年参加】 香川大学 経済学部 O.Mさん
5日間、松野不動産様のもとでインターンシップという貴重な体験をさせていただきました。私が不動産会社を選択した理由は、幼いころから物件や間取り図を見ることが好きで、また、大学生になって賃貸契約を締結したときに不動産業にさらに興味を持ったためです。そこで、実際の不動産業を体験することで、進路を考える上での参考になり、また、自分自身を成長させる機会にもなると思い、今回のインターンシップを受けることにしました。
さまざまな業務を見学・体験してみて、私は特に、物件のPOP作成の業務が印象に残りました。紹介したい物件の特徴やおすすめポイントを自分で考え、文字の大きさ、写真の選び方なども考慮しながら、見てもらうお客様にわかりやすく作成するという仕事です。おすすめするポイントは、ある人にとって長所であっても、ある人にとってはそこまで魅力的ではないなど、性別・年代によって異なることはもちろん、個人の感覚にも大きく左右されます。どういった文章を書いたらより多くの方に関心を持っていただけるかを考えるには、客観的な視点をもって、たくさんの物件を見て勉強する必要があるということを学びました。その他にも、実際に物件を見に行き、その物件の長所・短所を考えたり、建物の外観の状況を調査する仕事をしました。また、店舗内では、賃貸物件の紹介や売買契約を締結する様子を見学させていただきました。一口に不動産業といっても、接客、物件回り、デスクワークなど、業務は多岐にわたっており、それぞれの分野に分かれて仕事をされていました。接客業務だけではなく、裏方での業務にも、多くの人が携わっていることを知り、貴重な体験をすることができました。
松野不動産で働いていらっしゃる方々は、ただ報酬を得るためだけに仕事をこなすのではなく、どのようにしたらお客様を満足させることができるか、ということに情熱を注ぎ、責任感を持っていらっしゃるように感じられました。また休憩時間になると、和やかな雰囲気に包まれ、落ち着いて気持ちの切り替えができ、とても働きやすい職場であると思いました。この5日間で私は仕事に対する考え方を変えることができました。どのような仕事を選択するかということも重要ですが、その仕事に対し、自分がどう向き合うかということがさらに重要であるということに気づいたのです。やりがいを見つけて、努力すれば、どんなにつらくても乗り越えられるのだと思います。たった5日間という短い期間でしたが、インターンシップに参加して本当によかったと思います。この体験を、就職活動にはもちろん、自己の向上にも大いに役立たせていきたいです。インターンシップは、実際の職場からさまざまなことを吸収できる滅多にない機会です。これから就職活動を始める人たちにもぜひ体験してもらいたいと思います。