【2014年参加】 香川大学 工学部 F.Aさん
(生産技術部門にて実施)
インターンシップでは、設計の基本から学び、与えてくださった課題を始めから学生で考え、現場やたくさんの方の意見を聞き検討及び修正していくことで、CADの使用方法などの様々な技術や知識を身に付けることができ、とても良い経験になりました。
私は材料創造工学科なので製図の読み方やCADの使い方がほとんど分からない中で始まったインターンシップでしたが、担当してくださった方々が優しく指導してくださり、基本的な技術を身に付けることができ考えた図案をCADを用いて書けるようになりました。また、治具などの基本的な知識がない中でも、企業の中で実際に使用されている治具をたくさん見せていただくことができ、課題をしていくにあたってとてもありがたかったです。1週間で1つ目の課題が終わった後、私たちが与えられた課題と同じ部品で現在使用されている治具を見たときは、私には思いつけない方法だったので、衝撃を受けました。それと同時に、機械設計の知識をつけていきたいと思いました。
2つ目の課題の運送箱の図案作成では、運搬する部品のことだけでなく、治具を考えていた時よりも、実際に使用する人のことを考えなければならないというのは、言葉でいうのは簡単ですが、実際に図案を考えていくと、安全性を始め、耐久性や重量などとても多くの問題があり、出てきた問題点を改善していくのは難しかったですが、企業の方や、インターンシップ生と考えていくのは楽しかったです。また、このような課題をしていくには時間が足りず、きれいな完成まではできなかったのは残念ですが、とてもやりがいを感じました。
CADの基本的な技術や船のエンジンの仕組みなどを一から丁寧に教えてくださりありがとうございました。工場で使用する治具や運搬箱などを設計していくにあたっても一番大切なのは安全性であり、現場の方の意見だけでなく、設計から実際に使用するまでの間にたくさんの方の意見を取り入れ、問題点を解決しCADで製図されたものも何回も確認されていることに、厳しさを知るとともに深く感銘を受けました。
仕事の内容だけでなく、今回インターンシップに行かせて頂いた企業様は、学歴・性別・年齢に関係なく、個人の能力が重視される職場環境であり、仕事にやりがいを感じている方が多くいて、とても魅力的に感じました。
指導してくださった伊藤さん、塚田さんをはじめ、生産技術課の方々、総務課の方々、ともに学び作業した神戸大学のインターンシップ生の皆さんに心から感謝しています。本当にありがとうございました。