【2019年参加】 香川大学 経済学部 T.Sさん
今回の四国財務局のインターンシップに参加したのは金融、財政に興味があり、大学でもその分野に関する授業を受講していたため、金融や財政に関わる財務局のインターンシップに参加することにしました。インターンシップに参加する前までは四国財務局について、金融や財産に関わる業務について専門的に仕事を行っているというイメージがありましたが、実際に5日間業務を体験して四国財務局の行っている業務の幅が非常に広いことが分かりました。
初日には四国財務局の行っている大まかな業務の内容についての説明を受け、金融、財政、国有財産に関する業務の内容を学びました。またそれらの業務を行っている総務部、理財部、管財部の部署説明もしていただき、財務局の組織編成についても知ることができました。5日間業務を体験していく中で、上で述べたような様々な部署の方と関わらせていただく機会があり、どこの部署の方も丁寧に詳しく説明してくださるので四国財務局の行っている業務について詳しく知ることができました。
四国財務局のインターンシップでは現地実習を通じて様々な業務を体験することができますが、特に若手PTの方々と行った地域活性化に向けた提案書の作成と経済調査課の方々と行ったヒアリングからの資料作成が印象に残っています。
若手PTの方々と行った提案書の作成では善通寺市の地域活性化に向けた提案を作成するもので観光に着目して提案書を作成しプレゼンテーションを行いました。提案書の作成の際には若手PTの方々が親身になってアドバイスをしてくださったおかげで自信をもってプレゼンテーションを行うことができました。
ヒアリングメモからの資料作成では外国人観光客が四国に与える経済効果を今回の実習では課題として業務を体験しました。ヒアリングを行うことができる時間は限られているため事前に質問内容を準備することが必要となってきます。そのため、ヒアリング前に行ったヒアリングメモの作成は大切なものであったと感じました。ヒアリングメモの作成の際には相手方のことも調べて作成するため、より相手のことを理解してヒアリングを行うことができました。ヒアリング後はメモを基に資料を作成し報告をしますが、聞き取った内容を分かりやすく報告することは想像していた以上に難しく、他の人にも分かりやすく説明できる能力は自分にはまだ不足していると実感しました。
今回の5日間のインターンシップを通して、四国財務局の業務について知ることができただけでなく、社会人としての自覚や仕事に対する向き合い方についても学ぶことができました。座談会なども通じて、職員の方々の仕事に対するやりがいがとても伝わってきて四国財務局の業務がとても魅力的に感じました。5日間毎日貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。