【2018年参加】 香川大学 経済学部 Y.Hさん
私は9月3日から7日までの5日間、株式会社四国新聞社でのインターンシップに参加しました。鍛え上げインターンシップということで、どのようなことをするのか緊張していましたが、どの社員さんも優しく気さくに多くのことを教えてくださりました。
インターンシップでは毎日違ったクラブに連れて行って頂きました。報道部と呼ばれる県政クラブ,高松市政クラブ,県警クラブ、生活文化部、整理部がありました。県政クラブでは事前に質問項目を考え、香川県庁の職員の方に取材や電話口での質問をして記事を書きました。また、記事を書くことは出来ませんでしたが県庁で行われたワークショップにも参加しました。高松市政クラブでは防災啓発展を見に行き、担当者の方に取材して記事を書きました。展示物が時間になっても届かないという実際の現場に出たからこそのアクシデントはありましたが、初めての記事作成で楽しかったです。県警クラブでは県警の方からお話を聞いたり、実際に裁判所や警察に足を運びどのような繋がりを持って、日々活動されているのかを聞きました。生活文化部では展示会に行き、学芸員の方に取材して記事を書きました。また、生活文化部での記者をはじめ記者がどのような仕事があるかを多く教えてくださりました。整理部では紙面レイアウトや見出し付けの作業を見学しました。一つの見出しを考えるだけでも難しく、いつも何気なく見ていた見出しの一つ一つにも記者のセンスが光っていたと実感しました。
インターン中には過去記事を参考にしながら自分で記事を一から書きました。限られた字数で事実を誰にでも分かりやすく伝えられる文章を作る事はとても難しかったです。ペアの友達と同じ事柄について書いているのに出来上がりに違いがあり、書くセンスが必要だと感じました。社員さんが一年もすればパターンが分かってきて、皆うまくなってくるものだとおっしゃっていました。そして、より良い記事に仕上げるのにアドバイスを頂き添削していただき、自分が書いた記事が翌日の紙面に反映されているととても嬉しかったです。また、私たちを担当してくださっていた方に今回のインターンシップ中に少しでも人間力を高められるようにとお話がありました。たくさんの社員さんとかかわっていく中で人間力のある人とはコミュニケーション力があり様々なことに関心が高く発信できる人であると思いました。これまでは自分の関心の薄いことにはあまり知ろうとしていませんでしたが、新聞を読んだりニュースを見たり社会に出るまでには知識の多い大人になりたいと思います。
四国新聞社でのインターンシップを通じて、新聞記者の仕事を始めマスコミがどのようにニュースを作っているのか見ることができました。情報の取捨選択,書くことの難しさ,広い知識や交流の必要性など多くの要素が記者には必要だと思いました。記者や編集などの出版や情報発信に関わる仕事に興味がありましたが、インターンシップを終えて自らの就活をどのような方向にもっていくか考える良い機会になりました。