【2018年参加】 香川大学 経済学部 K.Yさん
私は9月3日から7日まで、四国新聞社さんでインターンシップをさせてもらった。参加した理由としては、以前より記者に興味があり、マスコミ関係を就職先として考えていたことや、「鍛え上げインターン」ということで、1年半後に迫った就職に向けて礼儀、マナーを学び、社会人に必要なものを身に着けて鍛え上げられたいと思ったからである。
インターン中は初日から記事を書かせてもらった。県庁にてかがわ動物愛護センターの愛称募集の取材を行い、それを400字程度にまとめた。それを記者の方が手直しして二日後の新聞に載ったのだが、自分の書いたものとはかなり違った。悔しさの反面、自分の文と比べてみても読みやすく、記者に求められるスキルの高さを思わされた。
また、県庁では知事定例会見にも出席させてもらった。テレビでも見たことのある風景で、興味深く見学させてもらった。
2日目は台風のために自宅待機となり、代替レポートが課された。
3日目は市役所と県警に行き、市政クラブでは香川大学農学部の異文化交流事業への取材。県警クラブは事件を主に扱うのだが、今回の県警クラブ訪問では警察の業務、そして県警とマスコミの関係について説明を受け、残りの時間で裁判所にも見学に行った。
4日目は記事の校閲作業を体験させてもらったのだが、その作業は未だに一部手作業のところがある。二人一組で片方が記事を読み、もう片方がそれを聞きながら原稿を読み、誤字脱字が無いかを確認する。とても労力が要る作業であり、記者の方も骨が折れるとおっしゃっていた。しかし、信頼を勝ち取るためにはまず簡単な間違いを無くすことからであるということで、新入社員には必ずこれをさせるのだという。
最終日は記事タイトルの作成や、記事のレイアウトを見学させてもらった。見出し文字数制限があるため、短い中でどう効果的に伝えるか、勉強させてもらった。
最初、私は中野町にある新聞社に通うものだと思っていたが、記者の机は県庁、県警、市役所の他にも何か所かあり、記者のほとんどが社外で仕事をしているのだという。私たちが新聞社に詰めたのは4日目と5日目の2日間であった。
沢山部署を回らせてもらったおかげで期待以上に楽しく、有意義なインターンシップであった。マスコミ関係に就職したいという気持ちも高まり、今後の就職活動での参考にしたいと考えている。