【2013年参加】 香川大学 経済学部 H.Kさん

私は夏休みの5日間、香川医療生活協同組合様のインターンシップに参加させていただきました。その理由としては、3点あります。まず1点目としては、「働く」ということを自分の中で具体化させたかったことです。自分が何をしたいのか、どのような仕事が合っているのか、アルバイトと仕事の違いなど、多くの疑問を持っていました。2点目は、医療事務に興味があったことです。経済学部ということもあり、興味はあってもなかなかそのような職種に触れる機会はありませんでした。ですから、このインターンシップに参加させていただくというのは、私にとって絶好の機会でした。そして3点目は、香川医療生活協同組合様のテーマ、「コミュニケーション能力が問われるインターンシップ」が私の求めていたものであり、自分を試してみたかったからです。留学したときにコミュニケーションの重要性を感じ、就職活動だけでなく、日常生活でもこれは自分の大きな課題であると考えていました。このような理由から、私はインターンシップの参加を決意しました。

医療事務といっても、私には知識が全く無く、未知の世界で、受付業務などの簡単な作業でも最初は緊張し、戸惑いました。マニュアルなどが無く、患者さん一人ひとり対応は変わってきます。この対応もどうすればいいのかわからない時もありましたが、そのような際は、職場の皆様が優しく教えてくれ、サポートしてくれました。ですから、日を追うごとに慣れることができ、業務がさらに楽しくなりました。人と触れ合う仕事というのは、楽しいことばかりではないですが、楽しいと思える瞬間は多いのではないかと思いました。

医療事務というのは、事務業務だけでなく、実際に患者さんたちと触れ合うこともできるため、私にとってはとても魅力的な職業でした。そして、働くということは、大きな責任を負わなければならないというのを実感しました。これはアルバイトとの大きな違いであると考えます。実際にトラブルを解決している現場を見たりすると、やはり社会に出るというのは、学生と全然違う環境におかれるというのを感じました。

今回のインターンシップに参加したことで、自分の中の疑問も少し解決することができ、働くことの大変さ、楽しさが少しわかったような気がします。本当に充実した、あっという間の5日間でした。
最後にお忙しい中、私たちを受け入れてくださった浦宗さん、二川さんをはじめとする香川医療生活協同組合の皆様には深く感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。