【2024年参加】 香川大学 創造工学部 O.Kさん
この実習を通じて、実際に働いている方々の姿を間近で見ることができ、働き方や職場の雰囲気について理解を深めることができました。実務を経験することで、働くことの大変さややりがいを実感しましたが、その一方で、自分のスキルや知識の不足を痛感することも多かったです。
特に、大学生としてのクオリティでは、実際の仕事においてはまだまだ不足していることを実感しました。
実習中に直面した追加実装課題やプロジェクトでは、期待されるレベルに到達することができず、今後の大学生活でのレポートや課題に対するアプローチを見直す必要があると感じました。具体的には、課題に対する取り組み方や、より実践的なスキルの習得が必要だと痛感しました。
また、システム開発の流れについて説明を受ける中で、全体の流れを体系的に学ぶことができました。これまでコードを書くことがエンジニアの主要な仕事だと考えていた自分にとって、上流工程や下流工程の重要性を理解することが新たな学びとなりました。特に、要件定義や設計、テストといったプロセスがどれだけ重要で、またそれぞれの工程がどのように連携しているのかを知ることができました。具体的には、プロジェクトの初期段階での要件定義の重要性を学びました。クライアントとのコミュニケーションを通じて、どのように要件を正確に把握し、それを具体的な仕様書として落とし込むかがプロジェクトの成功に直結することを実感しました。また、開発後のテスト工程では、バグを見つけ出し、修正することがどれほど重要かを学びました。この工程を疎かにすると、最終的にユーザーに満足してもらえないことが多いと感じました。
さらに、実習中に先輩方からいただいたフィードバックが非常に貴重でした。自分の仕事に対する姿勢や、チーム内でのコミュニケーションの取り方についてのアドバイスをもらい、それをどのように実践に活かすかを考える良い機会となりました。例えば、チームミーティングでの意見交換の重要性や、タスクの進捗管理について具体的なアドバイスを受け、それをどのように改善するかを考えるようになりました。
この実習を通じて得た知識や経験を、これからの大学生活や将来のキャリアに活かしていきたいと思います。特に、システム開発の全体像を理解し、上流工程から下流工程までの流れを把握することで、より実践的なスキルを身につけ、将来的にはより高いレベルのプロジェクトに挑戦できるようにしたいと考えています。今回の経験を糧に、引き続き努力していきたいと思います。