【2024年参加】 香川大学 創造工学部 Y.Hさん
今回私は株式会社マキタの情報企画部のインターンシップに参加させていただいた。
マキタのインターンシップを志望した目的としては、自分にはIT系の仕事をしたいという漠然とした将来の夢があるのだが、IT系の仕事の中で、社内SEというものをあまり知らなかったため、その分野について知りたいと考え、四国の企業の中で社内SEのクオリティが高いマキタを志望した。
今回のインターンシップで学んだこととしては、大きく3つある。まず、社内SEについてである。
自分の中での社内SEのイメージは今回のインターンシップに参加するまで、部屋の中でずっとパソコンの前に座ってウイルスなどの攻撃を監視しているといったイメージであった。しかし、情報企画部の業務を間近で見てみると、もちろんパソコンの前に座って仕事をすることは多かったが、他の社員とチャットなどを用いて積極的にコミュニケーションをとったり、現場の社員からネットワーク機材の不具合が出たと報告があった場合などに実際にその現場に赴いてヘルプ対応を行ったりなど、思ったよりも動き回る職業であり、コミュニケーションも思っていたよりも多く、驚いた。
次に自分から行動することの大切さについてである。情報企画部の部長は自分の意思で情報企画部を設立するために社長に直接プレゼンなどを行い、社長に納得してもらって設立したという経歴を持っていた。また、別の情報企画部の社員の方は、自分がAIを活用して会社に貢献したいという意志を持って、上司に進言して、会社から費用をもらってAIの開発を行っていた。これらのお話を聞いて、自分から行動を起こし、上司や同僚に働きかけることの大切さを学ぶことができてよかった。
最後に、どのようなシステムを作っているのかについてである。今回のインターンシップで自分に与えていただいた課題は現場のエンジンを組み立てる部門の中の班ごとに必要な部品が異なるため、その部品を注文する際に社員番号を入力するとその人の社員名や班、部門といった情報が自動入力され、その班に対応した部品を選択することができるようになり、注文することができるといったシステムをExcelのXC-Gateという帳票を作成できるアドオンを用いて作成するというものであった。この課題を通して、実際に情報企画部で他の社員のために作成するシステムに限りなく近いものを作成するという経験をさせていただき、とても勉強になってよかった。
以上ことから、社内SEについてや社会人として大切なことについても学ぶことができ、自分の就職活動、さらにはその先の社会人生活にとても役にたつことを知ることができ、とても良い経験になった。また、最後に部長からいただいたフィードバックで、自分はいただいた話を自分の中で咀嚼してから返答をするという人間なこともあり、グループ面接などで横に即レスポンスができる人がいると主体性がないと判断されやすい可能性があると言われたので、その面を改善するために話に対する質問をすぐに考える練習をしていこうと思った。
マキタさんのインターンシップは社員さんたちも優しく、社内SEについて学びたい人にはとてもおすすめであると思った。