【2023年参加】 香川大学 創造工学部 K.Mさん
私は今回、ソフトウェア開発の仕事をするとはどういうことか、またどんな仕事のやりがいや社会とのつながりがあるのかを体験をしたいと思い、10日間のインターンシップに参加させていただきました。
初めはとても緊張していましたが、多くの気づきや学び、そして経験を得ることができました。
インターンシップを通じて、まず感じたことが、社員の方々の人間性が非常に素晴らしいことです。社長と会長のお話の中で、人間性について話され、感謝のできる人間になることが大切であることを学びました。実際に社員の方々と関わる中でどの方も非常に話しやすい雰囲気で、また仕事に対する姿勢や価値観などを知ることができました。
インターンシップ前半では、各部署を体験させていただきました。実際に開発したシステムを動かしたり、システムの説明動画を作ったり、手順書をまとめたりする業務をこなしました。
その中で学んだことは、お客様目線でシステムを作ることの大切さと難しさ、そしてチームでの協力とコミュニケーションの重要性です。自分にとってはわかりやすくても他の人が分かるとは限らないため、常にわかりやすくそして使いやすいものを作ることが重要であることを学びました。また他の学生と一緒に一つの手順書を作る業務では、あまり意見交換ができず、時間内に業務を終わらせることができませんでした。
この経験から仕事をする上で、まずはチームの連携、そしてコミュニケーションが大切であることが分かりました。
インターンシップ後半では、AIを使った商品企画を行いました。まずAIについて得意不得意と、商品企画をする際はどういうことに気を付ければ良いかを学びました。
そこから実際にAIを使ってみるということで、今まで知らなかった技術とツールに触れたりしました。
AIを使った画像処理やデータ分析を実際に行うことで、どういったことが行われており、どのようなことができるかを、身をもって体験することができました。さらにそれを使った商品企画を行うことで、どういったシステムがあれば便利であるか、どのように企画すれば相手に伝わりやすいかを考えることができました。それによって、自分が作りたいシステムを考え、それを発表するといった良い経験ができました。
このインターンシップを通じて、ソフトウェア開発の現実的な側面について深い理解を得ることができました。
学校では教えてくれない実務経験を積むことができ、将来のキャリアにおいて非常に役立つものであると思いました。また、チームでの協力やコミュニケーション、新しい技術の習得など、多くのスキルと知識を獲得しました。今後の大学生活の中で、今回学んだことを活かしていきたいと強く思いました。
最後に、お忙しい中私のためにインターンシップを準備し、丁寧に指導してくださった株式会社コヤマ・システムの皆様方に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。