【2020年参加】 香川大学 創造工学部 K.Yさん
実習での経験
私は、株式会社コヤマ・システムの鍛え上げインターンシップに参加しました。実習初日に、「圧縮ツール用アプリの開発」という課題を与えられました。課題を与えられた時の私は、「どうやって、圧縮を実装するのか?」、「圧縮の種類は、何があるのか?」、「そもそもGUIをあまり作ったことがないから自信がない」等の疑問や不安が頭の中を錯綜していました。課題を与えられた時は、圧縮の実装方法なんてわからないと不安でしたが、調べてみると、圧縮機能の実装方法は、意外と簡単にわかりました。そのため、1日目に基本的な圧縮機能をCUI上で実現できました。2日目は、アプリの画面を作りました。3日目は、1日目の圧縮機能と2日目に作った画面の統合を行い簡易的な圧縮ツール用アプリを作りました。3日目に簡易的な圧縮ツール用アプリが完成したので、結構、簡単かなと感じました。しかし、その後、画面のデザインを作り直したり、ユーザが間違った操作を行ってもいいように機能を追加・修正したり、ユーザが快適に使えるように機能を追加・修正したりといったことに追われました。そのため、私は、基本的な機能を実現する時間よりも、ユーザのための機能を実現する時間の方が圧倒的に長いことを理解しました。
実習を振り返って学んだこと
この課題を通して、仕事としてソフトウェアを開発することにおいて、私は、「ユーザの立場に立ってプログラミングする」ということが重要であると痛感させられました。頭では「ユーザの立場に立ってプログラミングする」という事が重要であるのはわかっていました。しかし、実際に課題を取り組んでみると、ユーザの立場になりきれていないことが多かったです。そのため、私は、「ユーザの立場に立ってプログラミングする」という能力を磨くと同時に、自分の視野を狭めないためにも、誰かに意見を求めるように心掛ける必要があると学びました。
後輩にむけて
インターンシップでは、高度なことは教わりませんが、自分がわかっているようで、わかっていない基本的な部分を実感させられます。知識としてではなく、経験として学習できるので、インターンシップでの経験は貴重なものになると思います。是非、インターンシップに参加してみたら如何でしょうか。