【2024年参加】 香川大学 経済学部 W.Aさん
私は、厚生労働省四国厚生支局での鍛え上げインターンシップに参加させていただきました。
1日目は総務課の方から厚生労働省の組織の概要と、四国厚生支局の各部門の業務説明、公文書の管理について説明を受けた後、年金管理課の方から、年金部門の業務説明を受けました。さらに、市町村作成の広報誌の年金関連記事に対しての交付金決算書の審査を体験させていだたきました。
2日目は、麻薬取締部の方から業務概要や違法薬物について説明していただきました。また、一度外に出て裁判所に行き、公判傍聴、実際に薬物鑑定を行っているお部屋に行かせていただくなどの体験をしました。
3日目は医療課の方から、業務の説明を受けました。医療課は四国厚生支局の多くの人が携わる部門で、中には看護師や歯科医師の方なども居るということを学びました。また、規定の施設基準を満たした医療機関は診察報酬の加算を受けられること、その施設基準の届け出を審査しているのが厚生支局さんであることを知りました。さらに、指導監査課の方に、柔道整復師の方に対する集団指導の会場設備や受付などを体験させていただきました。
4日目は健康福祉課の業務説明を受けた後、児童の登下校の見守りなどを行っている民生委員の書類整理を体験させていただきました。小学生の時に、旗を持って登下校を見守ってくれた方々が、厚生労働省の管理であったことを初めて知りました。さらに、介護士や栄養士になるための養成学校が規定を満たしているかどうか調査に行くための事前提出書類の確認を体験させていただきました。
5日目は、地域包括ケア課でホームページの記事のための写真選定の業務を体験させていただきました。また、綾川町まで移動して、東分地域交流館で行われている高齢者向け体操「ほっとか連とこ100歳体操」と移動スーパー「E-wa」の見学をさせていただきました。また、最後に今年から厚生支局さんで働かれている方々に質問をさせていただく機会をいただきました。
5日間で様々な部門を回らせていただけるおかげで、より多くの職員さんと関わることができ、多くの分野の知識が身に付きました。四国厚生支局がどのような業務を行っているのかなどに加えて、働きやすい職場の雰囲気なども伝わりました。
国家公務員として法律に従って厳格にしなくてはいけないところは、しっかりと行っている一方で、働かれている方々の人柄は丁寧で柔らかく、どの部門のどの方でも質問などを行いやすい雰囲気でした。緊張しており、かたくなっている自分に対しても優しく接していただき、とてもありがたかったです。
このインターンを通し、公務員への憧れがより強くなりました。また、社会人として受け答えの未熟さを自覚しました。今回得た貴重な体験を大切に、今後活かしていきたいです。