【2019年参加】 香川大学 経済学部 K.Kさん
5日間を通して行われた日経新聞読み合わせは、僕にとって、とてもいい刺激になりました。今の生活ではあまりテレビも見ず、今社会で何が起きているのか詳しく分からない状態でした。明らかに情報が足りていませんでした。今は学生なので不自由なく生活できていますが、社会人になるとそうはいかないなと感じました。特に金融機関で働くとなると常にアンテナを張って情報収集することが大切だと思いました。香川証券の方は日経新聞を読むことは最低限度の情報収集だそうです。では、実際に読んでみて思ったことは、思ってたより社会のこと知らないと感じました。なんとなく聞いたことある単語は出てきましたがそれが何なのか、何と関係していて、どうなってしまったらまずいのかはわかっていませんでした。ただ読み進める上で興味も自然と湧いてきて、たった5日間しか読んでないですが読んできた中で関連する記事が何度も載せられていて、知識がついたのではないかと感じました。
情報を制するものが今の時代を制することができると証券の方が何度もおっしゃっていて、特に営業になるとお客さんとの共通の話題を見つける際にとても役にたつと思いました。さらに、色々なことを知っていると説得力も増して契約にこぎつけると思いました。こういった面で情報はとても大切だと痛感しました。
次はNESTON見学についてです。NESTONとは塾でも学校でもない、まったく新しいイングリッシュアフタースクールという位置付けで香川証券が運営の支援をしています。全く証券とはかけ離れていてそういったものを運営されているとは考えてもなかったです。こういった面で地域に貢献されていて、運営に至ったわけは都会などではこういったサービスが受けられるが香川にはないということで設立したそうです。これは地方の永遠の問題だと思いました。景気が良くなってもそれは都会から伝播して地方に伝わり、情報もしかりです。こういった地域格差で受けられないサービスを作ることは素晴らしいと思いました。お客様のお子さんもいらっしゃるそうです。香川証券は株や投資信託、債券だけでなく様々なものも扱っていて、広く事業をされているという印象を受けました。余談ですが飛行機や船も売っているそうです。
普通のボールペンを1000円で売るには?と聞かれました。僕はその時それはただのぼったくりだと思いました。与えられた命題を自分なりに考えてみんなで発表しました。僕は提供方法に目をつけて他の商品と差別化を図りました。簡単にいうと商品の見せ方に着目しました。性能はどこにでもあるボールペンです。提供方法に高級感を出しお客様に所有感を持ってもらおうとしました。ブランド品と似ています。プラスチックの箱に入れるのではなく桐の箱に入れ店員の服装もスーツなどフォーマルな格好にします。他のインターンシップ生の意見はデアゴスティーニのように毎週部品で提供していくという面白いものでした。これらから学んだことはどこに着目するかで商品の価値は変わってくるということです。原価が100円だから相場はこれくらいと考える必要がないと思いました。戦略によって価格は変えられると思いました。また営業の仕方でも価格は変わり、営業の重要さがわかりました。