【2014年参加】 香川大学 法学部 T.Nさん
私は8月18日から22日の5日間「鍛え上げインターンシップ」ということで香川証券様に行かせて頂いた。香川証券様にインターンにいこうと思ったきっかけは、証券会社が実際にどういう営業活動をしているのかこの目で見てみたいと思ったからである。
金融という業界は友達の中でも志望度の高い業界であるが、銀行の業務はドラマなどでも取り上げられ、なんとなくイメージはつくものの、証券会社の業務においてはほとんどイメージがつかないためにこの目で見てみたいと思うようになった。また、最近株に興味を持つようになり、証券マンは、オススメ銘柄をどのように選んでいるのか知りたいと思ったからというのもきっかけの一つである。
今回研修に参加するにあたって、社会人としての最低限のルールやマナーを学び、身につけることを意識すること、証券会社での業務が自分に向いているのかどうかを考えることを課題として設定した。
以下5日間の研修内容を述べたいと思う。
( 一日目 )
マナー講習、会社紹介、本社・本店見学ツアー、座学(資産運用・証券会社について)、日経新聞講座
( 二日目 )
座学(株式について)、おすすめの銘柄選び、座学(債券について)
( 三日目 )
支店訪問(こんぴら善通寺支店)、総務の仕事体験、座学(投資信託について)
( 四日目 )
本店営業部での営業疑似体験、株選びのアドバイス
( 五日目 )
証券リテールビジネス体感ゲーム、ラジオCMを考える。なお、毎朝新聞の読み合わせを行った。
このインターンシップを行うにあたって初めは不安でとても緊張していた。しかし、社員の皆様があたたかく迎え入れてくださったので、徐々に緊張もほぐれのびのびと研修を行うことができたのではないかと思う。
この五日間を通して、ある程度証券会社での業務内容を知れたのではないかと思う。「百聞は一見にしかず」という諺があるが、まさにその通りで、実際に働いている現場を見させて頂くことによって証券会社に対する理解が深まったように思う。特に、営業の疑似体験や証券リテールビジネス体感ゲームといった研修は、実際に自分が証券会社の社員として働いているイメージを持つことができる研修内容であったので、将来の進路選択の際に、非常に役立つ経験となったのではないかと思う。
インターンシップに参加する前に課題として設定した項目には、研修中常に意識するようにした。しかし、社員の方々を見ていると自分はまだまだ甘かったのだと感じた。証券会社の業務が自分に合っているかどうかについては、今後違う業種も調べたうえで結論を出すということにした。
この度インターンシップに参加して感じたのは、働くということはしんどいことだということだった。普段よりも早い時間に起きなければならなかったし、社会人になれば嫌なことも一つや二つではないと教わった。しかし、同時に働く面白さというのも感じ、この面白さから仕事へのやりがいも見つけられるのだろうと思った。
最後にこのような機会を与えてくださった香川証券様に心からお礼を述べたいと思う。ありがとうございました。