【2024年参加】 香川大学 法学部  O・Rさん

私は、香川県警察のインターンシップに5日間参加させていただいた。
幼少期の頃から困っている人を助けたいという正義感から警察官に憧れを持つようになり、現在でもその志は変わらず、警察官の業務内容に関心があるため、香川県警察のインターンシップを志望した。
私は以前から、警察官の格好の良さや、刑事の仕事に憧れを持っていた。しかし、大学で刑事訴訟法等を学んでいく中で、事件の捜査や取調べ、検挙に至るまでの部分や、被疑者・被害者の今後についてなどの裏側の部分についても興味を持つようになった。そこで香川県警察のインターンシップに参加させていただければ、現役の警察官の方からそのようなお話やあまり知られていない業務など、私が警察官になるにあたって知っておきたいことを聞くことができる重要な機会になると思った。また、インターンシップを通して、今後の進路に繋ぐことができる体験をしたいと考え、参加を志望した。
本インターンシップの主な業務内容としては、生活安全、刑事、交通、警務部門の体験や見学であった。警察官であるからこそ行える業務を多数体験することができ、充実した5日間を過ごすことができた。
私は本インターンシップに参加して、より一層警察官に憧れを抱くようになった。「犯罪捜査体験」や「交通鑑識活動体験」では、業務の一部を体験することができ、その中で、仕事の大変さを実感したと共にやりがいも感じることができた。被害者と加害者の今後の生活を左右するという重圧や緊張した空気感、丁寧かつ迅速な判断が必要になるなど多くのプレッシャーを実感することができ、改めて警察官という職業の凄さを感じた。また、職員の方々の仕事にかける想い、熱意が伝わり、誇りを持って仕事をされているのを感じ取ることができ、終始興味が湧いていた。それぞれの部門の特徴、魅力を吸収できたため、これを将来の部門選択の参考にしたいと考えている。
インターンシップ中、自分の意見を発言する場面、プレゼンテーションをする機会が多く設けられていた。私は、人前で話すことが苦手で、要点を上手く押さえて意見を述べることも得意ではない。そこで私は、この機会を苦手克服のチャンスであると捉え、時間をかけてそれぞれの発表に備えた。他のインターンシップ生と自分の違いを考えたところ、自分の意見に自信を持つことが大切ではないかと思うようになった。本番ではやはりたどたどしくなったが、堂々と話すことを目標に臨むことができたと思う。
本インターンシップが充実したものになったのは、職員の方々と、一緒に5日間共に過ごしたインターンシップ生の皆のおかげであると思っている。今後はこの経験を活かし、就職活動に精進していこうと思った。