【2022年参加】 香川大学 法学部  H・Mさん

香川県警察様の5日間の鍛え上げインターンシップを終えて、多くのことを学びました。初日のオリエンテーションでは、警察組織の概要について説明を受けました。そこでは警察官としての仕事は、様々な分野に分かれておりその全体像が警察官を何年も務めていても解らないとおっしゃられるほど多くの仕事があることが分かりました。この点に関して、警察官という仕事を続ける場合、いろんな経験をすることができるため、仕事のマンネリ化になることがなく、常に成長や、やりがいを感じれる仕事だと感じました。
警察官はヒーローとなれる仕事ですが、職務質問など、多くの人にとって警察官から声をかられることが、嫌な人が多いと警察官の方もおっしゃっており、声のかけ方で、その後の話の流れが変わるなど、大切なポイントだと教えていただきました。そのポイントが顕著に現れたのが、交通安全教室の体験会です。多くの人に声をかけたものの、断られることがほとんどでした。しかし、警察官の方の声掛けでは、多くの人が体験に来てくださり、違いは何か気になりました。やはり、断られることが多いため警察官の人も初めは多くの人に断られたり、避けられたりしていました。そこで自ら先輩警察官の方々の行動から学び独自の、声のかけ方を日々考えたそうです。もちろん警察官になるためには、警察学校に行く必要がありますが、そこでは教えてくれないことが現場では多くあるため日々先輩の行動や、勉強が必要であると感じました。
交通安全教室でお話してくださった警察官の人以外にも、交通課の方々は、交通の取り締まりや、交通事故の分析などそれぞれの分野で知識を深めており、難しい問題でも、私たちに教えていただけました。その際に、「警察官の方々が、街中では警察官ならなんでもわかっていないといけないと考えている人もいる」と聞き、警察官という仕事は大変だと思いました。しかし、その場にいる警察官の方々は、多くの知識をもっており、そのような姿から自分の仕事を全うしようとしている姿が印象的でした。
今回の鍛え上げインターンシップに関わってくださった警察官の方々は、本当に自分の仕事に一生懸命で、成長することや、夢をかなえるために仕事をしているのが印象に残りました。普通の仕事でも、成長することは多くあると思いますが、警察官の仕事は幅広い分野に分かれているため、生涯する仕事としてとても興味を持ちました。責任感や重圧が大きい仕事だと感じました。それと同時に、警察学校や責任感など厳しい訓練や、チームワークが大切な仕事のため、軽い気持ちではできない仕事だと感じました。