【2021年参加】 香川大学 農学部 H.Iさん
香川県警察様が企画した5日間のインターンシップは、私にとって貴重な体験をすることができ、業務内容や働く上での心構えを理解することができました。
説明を受けていくたびに、香川県警察様は非行防止教室を開いたり、自動車警ら隊がパトロールをしたり、サイバー犯罪を捜査したりして、多様な方向から私たち県民の生活を守っているのだと感じられました。私も香川県民の役に立ちたい思いから、今回のインターンシップに参加しました。
今回のインターンシップで、私が主に学習できたこと、思ったこと、大切にしたいことの3つを感想文として述べていきたいと思います。
1つ目は、警察官の業務は県民の生活に幅広く役立っていることです。警察官を普段見る時はパトカーに乗っている姿や交番で業務を行っていることが多いのですが、交通整備、被害者支援、インターネット、遺失物の管理など幅広く業務に携わっていることを学習できました。交通整備が十分に行えていないと事故が多くなり、通勤や買い物をする人が困り、様々なところで支障をもたらすことが考えられます。被害者支援やインターネットの問題でも、加害者を特定・逮捕するのは警察官の役割で、これらの問題に関係しています。香川県警様は、上に述べた事柄以外にも香川で発生している事件や事故を対処して、身体面や心理面で被害者をサポートしていることを知りました。被害者は事件自体が解決しても、その後も不安が残ってしまうので社会全体がそれを理解し、助け合う必要があると思いました。周りに困っている人がいれば、相談に乗ったり、被害者支援がある機関に付き添ったりして支援を行いたいです。
2つ目は、1~4日目にかけて非行防止教室で学習した内容で、ネットリテラシーを理解する、加害者や被害者の状況を把握することが非行防止をする上で重要なことだと思いました。今回は、SNSに起因する犯罪被害防止をテーマにして警察官になったつもりで高校生に伝えたいことを考えました。私はSNSいじめで伝えたいことを発表の内容にして、事例を調べて問題点や対策を取り上げました。同じ班の班員との意見交換や、事例を調べていく中で、被害者側からの身体面や心理面が記載されているものが多く、加害者側の詳細な身体面や心理面の記載が少ないと思いました。いじめの加害者を減らすと、被害者も減らすことができるため、加害者についても考えていく必要があると思いました。また、SNSを慣れ過ぎて使いなれてしまうと加害者になるつもりがなくても、知らない間に加害者になる可能性があると感じました。そのため、SNSやインターネットを楽しく使用する上で、加害者や被害者にならないためにネットリテラシーは高校生も十分に学ぶ必要があり、インターネットの使用状況について話しやすい人に相談するのが良いと思いました。
最後に、人事課の渡邊さんが話してくれた内容で、今後の人生で大切にしたいことです。内容は、何か自分がしたいことを持っておくことは、どんなことが起きても乗り越えていけるということです。警察官や警察行政事務は、幅広い業務を担当していて、どの業務も責任を持って取り組められると思いました。私も部活動で決められた仕事をする時に、細かい内容も真剣に取り組んでいます。これから、どんな物事にも挑戦する際に、今回話してくれたことを思い出して取り組んでいきたいです。
香川県警察様が香川県民の安心・安全な暮らしを守っており、私も県警様のように香川県民の役に立てるように今後様々なことを頑張っていきたいです。