【2018年参加】 香川大学 法学部 I.Rさん
今回台風に見舞われながらも五日間の鍛え上げインターンシップを終えてみて、かなり充実したものであったと感じている。私は元々県警察の仕事に興味を持っていたことで、必然的に鍛え上げインターンシップに参加する形になった。鍛え上げインターンシップと言うくらいであるのでかなり実践的で、ハードなスケジュールになると心して臨んだ。実際にインターンシップは、私の感覚では五日間というかなり長い期間の中で慣れないことをする毎日が新鮮であり、かなり忙しい日々であったと改めて感じている。その活動の中では、初めて行なうことばかりで、まだまだ至らないことばかりであることを実感するとともに、大きな成長もしっかりと感じることの出来る五日間であった。
警察官という職について興味を持ちながらも、警察官の実際の仕事内容についてあまり詳しく知らないことばかりであったり、人前発表するなど大学の講義ではあまり経験できない事をしたり、課題をこなしていくことに一生懸命であった。参加前の私は、かなり人前で話すことが苦手であるので、なかなかうまく周りの人に自分が言いたいことを伝えることが出来ないことが問題点であった。だが苦手なことであっても、毎日のように機会が与えられ経験を積むことで、少しずつではあるが上達することが出来た。実際に、小学生相手にではあるが、自分の言いたいことをうまく伝えることができ、人前で話すことが苦手な私にとっては成長を実感することができた。
このように、自分の弱点を理解することが出来るだけでなく、将来に生かしていけるように訓練して頂き、県警職員の方々には本当に感謝している。私はこれらの弱点を知ることが出来たことや、毎日のように行われるスピーチ発表といったような課題をこなす中で、自分でもこんなことが出来るようになった、これだけ自分のことを相手に伝わるように話せるようになった、などと大きく成長することが出来たと考えている。
このように私たちの参加した実践型の鍛え上げインターンシップはただ職務内容を教わったり、職務を見学したり、体験させてもらったりと言うことだけでなく、自分自身のスキルアップにも繋がっていくという素晴らしいものであった。
もちろんのことではあるが、警察業務の見学・体験をすることは、誰にでも機会があることではなく、大学の斡旋があっての素晴らしいことであると考えている。これに関してもとても貴重な体験が出来たことを感謝している。今回私がさせて頂いたような素晴らしい体験を、今後もより多くの学生に経験させていただけたらと感じている。