【2017年参加】 香川大学 法学部 N.Hさん
私は昔から警察官になるのが夢だったので、今回のインターンシップでは香川県警察のもとでたくさんの貴重な体験をさせていただくことが出来て、非常に嬉しく思っています。警察官の仕事がどのようなものなのか自分で本やインターネットなどで調べるだけでは知ることの出来ない情報も得られました。実際に現場で働く香川県警察の皆様と5日間を過ごし、毎日が自分にとって良い刺激になり、あっという間のインターンシップでした。
このインターンシップのテーマは、香川県の交通事故の抑止ということで、交通課の職員の方々と多くの時間を過ごしました。実際に交通事故の起こった現場へ行き、道路状況を見て、なぜ事故が起こったのか原因を分析し、自治体の職員の方や道路管理者の方と再発防止に向けて、どのような対策が出来るかを考えました。また、自転車の運転による事故発生の危険を予知する動画教材の撮影にも参加させていただきました。実際に自分がわざと危険な運転をして事故の起こりやすい状況を作り出すことで、自分自身の自転車の乗り方を見直すきっかけになりました。これらの体験を通して、いかに交通事故を減らしていくのか、また私たちが日常生活の中で気をつけるべきことは何かを考えさせられました。交通事故を起こさないためにはほんの少しの注意を払うことが大切であることを学びました。インターンシップでの体験で印象的だったのは、取調室がドラマや映画で見たものとは全く違うということでした。室内は思ったよりも明るく、一見普通の小さな部屋で、冷たさや威圧感は感じませんでした。
また、このインターンシップでご一緒させていただいた香川県警察の皆様がとてもフレンドリーで、明るい方々だったことが印象的でした。私は警察と聞くと、何となく厳しい、恐い、といったイメージを抱いていましたが、そのようなことは全くありませんでした。職員の皆様はそれぞれの役目を持って私たち地域住民が毎日安全に過ごせるよう見守って下さる存在なのだということがよく分かりました。
このインターンシップで、警察官になりたいという思いがより強くなりました。そして自分の将来のビジョンが広がりました。この経験を今後の生活に役立て、試験勉強へのモチベーションの維持につなげたいと思います。