【2018年参加】 香川大学 経済学部 I.Rさん

(文系インターンシップ)

私は8月20日から22日、27日から31日、合計8日間、四国旅客鉄道株式会社(JR四国)さんのインターンシップに参加させていただきました。当初の予定では、10日間の参加でしたが、台風の影響を考慮し、8日間の参加となりました。8日間という短い期間ではありしたが、JR四国さんの社内の雰囲気や普段どのような業務を行っているのかを知ることができ、非常に貴重な体験をさせていただきました。

今回私は、営業部の商品企画課に配属させていただき、そこで実際に販売している「若者限定四国フリーきっぷ」の販促案を考えさせていただきました。そして最終的に、販促案として、モデルコースを作成すること、それに伴った広報活動の提案を社員さんの前でプレゼン発表をさせていただきました。モデルコース作成にあたり、まずは四国の魅力を知ることから始めなければならないということで、2日間かけて実際に鉄道を使い、四国を巡り、モデルコースの素材探しをしました。様々な場所を巡り、私は紙面やネット上の情報では伝わらない、実際に行ってみないとわからない魅力があるということに気がつきました。この魅力をどのようにアピールするか、今後のモデルコース作成の課題になると思いました。
27日からはモデルコースの作成にあたりました。実際にこのコースを回ることは可能か、時間や立地条件などを考慮し、作成しました。作成途中に社員さんと意見交換を行いました。そのとき、実際に私たちが考えたモデルコースについての厳しい意見をいただきました。社員さんの的確な指摘に私は自分の甘さを思い知りました。意見交換の際に頂いた意見を元に、どれが必要な情報なのか、不必要な情報なのか、を選別し、再度プレゼンを作り直しました。さらに、広報の提案として、チラシとWebページへの広告を考え、実際の具体的なイメージも作成しました。最終日のプレゼン発表では、お褒めのお言葉をいただき、とても嬉しかったです。

今回参加させていただいたインターンシップを通して、仕事に対するやりがいを実感しました。何かを作り上げ、完成したときの達成感は何物にも代えられないものであると思い、働くということは、この達成感の上に成り立つものではないかと思いました。時には厳しいお言葉も頂いたりもしましたが、そういった困難を乗り越えてこそのやりがいなんだと思いました。インターンシップを通じて学んだ経験や課題を、今後の自分に生かしていきたいと思います。
最後に、お忙しい中、私たち学生のためにインターンシップを開催していただき、親身になってご指導してくださった四国旅客鉄道株式会社の皆様、また関係者の方々に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。