【2015年参加】 香川大学 経済学部 F.Sさん
<実施内容>
- 1日目:管理部
JA共済連の業務内容の説明、業務部での仕事 - 2日目:業務部
研修会の受講、研修会での運営側としての仕事 - 3日目:普及部
主催の書道コンクールに応募された作品の仕分け - 4日目:自動車損害調査部
書類整理等自動車部での仕事、会議の会場設営 - 5日目:自動車損害調査部、管理部
自動車事故損害センター支部2か所の業務の見学、管理部での仕事
<感想>
日替わりで各部署の仕事を体験させていただく際に、それぞれの部署から見たJA共済連の業務をお話しいただいた。共済、保険というものは、契約者が不幸な時に支払われるものなのでなるべくその機会が少ない方がいい。ただどうしても支払われるときもあるので、そのときはその不幸から立ち直るための一歩となればいいという気持ちで、契約の範囲内でではあるが可能な限りお支払いしたいと思い査定を行う、というお話が最も印象に残っている。それができるのは、民間の保険会社にはない、非営利の団体、相互扶助の共済の仕組みの強みだと知った。実際、東日本大震災の時、民間の保険会社約20社の総計よりも多い支払いをJA1社で行ったという事実もあり、共済の業務の魅力を知った。
どの部署にいても感じたことではあるが特に自動車部は物損事故の査定や関係者と示談を行うこともあり、事故センターの支部などまわりとの関係が大切になってくる。それに伴って、部署内や部署間、外部とのコミュニケーションの多い会社の印象を持った。人との繋がりが多いからこそ、それを大事に考える社風が生まれたのだとも思った。
5日間という短い期間だったので実際の業務の深い部分までは体験できなかったが、自分がしている事の前にも先にも仕事があり、そこにはもちろん関係する人がいて、どんな小さな仕事であってもその人たちの気持ちを繋ぐには必要な仕事だと、そういう気持ちを持つと行動も変わってくる、とこの5日間で身をもって学ぶことが出来た。
また、小さいことから丁寧に仕事をすることで、全体の印象をよくすることが出来る、逆に他がどれだけ良くても少し雑な部分があれば、全体の印象が悪くなってしまう、ということを学び、今後の学生生活やその先でもやること全てに何かしらのこだわりを持っていこうと思った。
このインターンシップを通して、JA共済について詳しく知れたのはもちろん、どこで働くにしても大切なこと、社会人として必要なことを多く学ぶことが出来た。貴重な経験をさせていただいたJA共済連の皆様に感謝申し上げたい。