【2024年参加】 香川大学 創造工学部 H.Sさん
株式会社レクザムの5daysインターンシップを通して、製品設計における一連の流れを深く学ぶことができました。様々な実習があり、それら一つ一つを丁寧に学ばせていただきました。それらの実習について書いていきたいと思います。
まず工場見学と製品紹介からスタートしました。レクザムは設計から製造まで行っているため、工場が広い敷地面積を持っています。その工場内をほぼすべて見学させていただき、実際に製品が出来上がっていく工程を見ることができました。普段できない貴重な体験をさせていただくことができるとともに、レクザムの技術力の高さをとても近くで感じることができました。
次に電気CADを用いた基板設計を行いました。自分にとって初めて触れる分野だったので、かなり苦戦しながらだったのですが、社員の方や同じインターン生の方から知識を吸収しながら取り組むことができました。また、製品設計において細かなところまで調整することや、設計者側だけでなく製造者側の作りやすさも考えることの重要性について学ぶことができました。
次に基板のハンダ付けやその動作確認、ソフトを使ったシミュレーションなどを行いました。中学生以来のハンダ付けで苦戦しながらではありましたが、社員の方の丁寧な説明やサポートもあって楽しみながらも基板について学びながら取り組むことができました。また、テストをする際も社員の方からの説明のおかげで、基板やテスト結果に対して理解を深めながら進めることができました。
次に3DCADを用いたモデリングを行いました。自分が大学で学んでいる分野がどのように活かされているのかについて、鮮明に体験することができました。また、設計側だけでなく製作側のことをしっかり考えることの重要性について改めて学ぶことができました。
最後に実際の製品を用いたグループワークを行いました。レクザムで生産されている防犯用の煙噴射機を対象として行いました。課題解決を実際の業務でどのように行っているのかを実務的に体験することができ、とても勉強になりました。進めていくうえで出てくる障害を取り除くことの難しさや、それを乗り越えられたときの達成感を感じることができ貴重な経験をさせていただくことができました。また、社員の方からフィードバックをもらいながら進めることができるので、レクザムでの製品設計のポイントを学ぶこともできました。
以上が、インターンシップのプログラムとそれを通して学んだことについてです。5日間を通して、大学では学ぶことのできない貴重な経験ばかりで勉強になりました。今回学んだことをこれからの大学生活や就職活動で最大限に活かしていきたいと思います。