【2023年参加】 香川大学 経済学部 W.Gさん
(健康福祉総務課)
私は、今回高松市役所のインターンシップに参加させて頂きました。私がインターンシップに参加しようと考えた理由としては、実際の職場でしか感じることができない雰囲気や人間関係を学んだり、業務内容を体験して、自分の就職活動に生かしていきたいと考えたことが挙げられます。
私がインターンシップで参加したのは高松市役所の健康福祉総務課という課で、この課では地域共生係、総務係、給付金係、指導監査係の4つの係に分かれて業務を行っていました。インターンシップに参加した5日間で4つの係でそれぞれの業務内容を教えていただいたり、実際の会議や説明会に参加させていただきました。
インターンシップに参加する前の市役所の仕事に対するイメージは、市民対応が主な業務内容というものでしたが、市役所での業務を学んでいく内にそれらの業務はあくまで一部であり、それ以外にも多くの業務があることが今回のインターンシップで分かりました。会議や説明会では実際に市民の方や、業務委託をしている企業の方と話をする機会があり、市役所のインターンシップだけでは聞くことのできない話を多く聞かせていくことができました。また、今回のインターンシップでは4つの係を回らせていただけたこともあり、多くの職員の方と話をすることができました。職員の方との会話では、働いていて大変だと感じることや公務員として働くことのメリット、民間企業と公務員の違いを公務員として働いている目線から話していただき、参考になる情報を多く学ぶことができました。
また、業務内容の話以外にも三年生の夏に何をしておくべきかや、就職活動を行う際に大切にすることも教えていただけました。それぞれの課でのインターンシップが終了した後には、インターンシップに参加していた学生が集まり、グループワークを行い、それぞれの課で行われた実習内容の話し合い等を行いました。今回のインターンシップに参加して、学生と社会人の違いを身をもって感じることができました。私は今、アルバイトをしていますが、接客や話をするのはあくまでお客様がメインなので今回のインターンで業務委託をしている方との話をするときに学生が行うアルバイトとの違いを感じました。
実際に働いたり、職員の方との話の中でこれから社会に出る際に求められるスキルとしてコミュニケーション能力が必要になると感じたのでこれから培っていけるようにしたいです。
業務中にわからないことや質問があれば、分からないままにせず、すぐに質問することができる人が社会には求められるという話をされていたので心掛けていけるようにしたいです。
最後にこれからインターンシップに参加する学生へのアドバイスとして、限られた期間の中でどれだけ有意義な時間を過ごせるかがインターンシップでは重要なので、自分に必要だと感じたことや分からないことはすぐに質問することを意識してほしいです。もちろん、相手の業務を邪魔しないタイミングをうかがう必要はありますが、実際に働いている人の話を聞ける機会はめったにないので、積極的にコミュニケーションをとることが大事だと思います。