【2021年参加】 香川大学 法学部 K.Yさん
私は、8月11日から9月11日までの期間、香川県国際交流協会でのインターンシップに参加させていただきました。研修内容は、様々でした。外国語講座のアンケート集計、火災の防災訓練、外国人向けの外国語ガイド確認、外国人向けのやさしい日本語ガイド確認、ホームビジット・オンライン交流会の見学、多文化共生と外国人受入企業についての研究、が主な研修内容でした。
香川県国際交流協会の業務に携わって感じたことは、「常に相手のことを考えて行動する」ことの重要性です。コロナ禍で、外国人の方と直接お話して業務を行うことはできませんでした。しかし、外国人の方々とお話できないとしてもその方々のことを考えて行う業務はありました。外国人向けの外国語ガイド確認という業務は、読み手である外国人を想定して文章を修正・推敲します。このようなところに、「常に相手のことを考えて行動する」ことの重要性を感じました。
私は、大学がインターンシップの目的として掲げる 「将来の実践現場と大学における学習活動のつながりを理解し、より広い視野と探求心をもって今後の大学生活を送ること」を目的として意識し、この実習に参加しました。今一度実習を振り返ると、私はこの目的を達成できたと思います。実習では、WordやExcel を使うことがありました。これらは大学生活を送るなかで触れてきたものです。また、外国人向けのガイドの修正作業をする際には外国語の知識が必要になりましたが、これには大学での英語の講義で得た知識を活かすことができました。このように、実践現場に大学の学習活動で得たものを活かすことができました。しかしその一方で、実践現場では大学で得たもの以上のことが求められる場面もありました。私はExcelの基礎の使い方しか身に付けていなかったため、基礎知識を応用することはできませんでした。実習は、私にそのような課題があることを気づかせてくれました。
上記で触れたように、私は実践現場に大学の学習活動で得たものを活かせた経験、実践現場で自分の課題が浮き彫りになった経験をしました。これらの経験から、今後私は大学における学習活動に一層邁進し、より広い視野と探求心をもって今後の大学生活を送ろうと思いました。
これをご覧になっている後輩の皆さんには、引き続き大学生活での学びを大切にしてもらいたいです。皆さんが身に付けたスキルや知識は、きっと誰かの役に立ちます。また、実践現場で自分の力不足を感じたとしても、それを次の機会に活かすことができれば大きな収穫だったと思えるはずです。後輩の皆さん、応援しています。