【2021年参加】 香川大学 経済学部 K.Dさん
私はインターンシップに参加したことがなく、今回の香川証券様の鍛え上げインターンシップが初めてであった。志望理由としては、「将来金融業界に就職を考えていたため、その知見を広げるとともに、証券会社の社員が実際にどのように働いているか等の実態を知るため」である。いや、正確にはそうではない。鍛え上げインターンシップの参加募集が始まった時は、就活に関して右も左もわからない状態で、焦燥感に駆られていた。金融業界の知見を深めたいとは思っていたが、マイナビの研修や先輩のアドバイスを受け、インターンシップの重要性を知ったため、とりあえずインターンシップの終了後もらえる自由科目2単位につられて参加したというのが正直なところだ。
インターンシップは、5日間の間行われ、内容しては、日経新聞の読み合わせ、証券についての勉強、支店長との座談会やマナー講習など豊富な内容であった。担当の方が、意見を言いやすい雰囲気を作ってくださったので、ほどよい緊張感を持ち、積極的に参加することができた。特に最終日に行った株の銘柄プレゼンと、香川証券様が運用しているVtuber「神ヶ谷舞」の運用方法のプレゼンが印象的である。
大学の講義で証券の基本的な知識は学んだものの、それが実際にどのように運用されているかは全く知らなかった。社員様の、自分の推す株の銘柄をアナリスト様たちにプレゼンを見学でき、非常に刺激を受けた。それを参考に、最終日のプレゼンを考えるのだが、自分が推す株の銘柄がなぜ伸びるのかという根拠づけが非常に難しかった。時には、他のインターン生と意見がぶつかることもあったが、最終的には形にすることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができた。
Vtuberが好きな人に証券に興味を持ってもらうことを目的とした、Vtuber「神ヶ谷舞」の具体的な運用プランについてもプレゼンした。このプレゼンは、香川証券様が用意してくださったカリキュラムには含まれてなく、他のインターン生と秘密裏に進めたプレゼンであった。堅い印象がある証券を、いかにして興味を持ってもらうか、主体的にアイディアを出し合い、議論することができた。
5日間のインターンシップを通し、金融業界の理解を深めるとともに、主体性を身に付けることができた。実際にその業界で働いている人から学ぶ機会は、とても貴重であり、興味深かった。インターンシップに参加する前は、期待よりも不安が大きかったが、結果として非常に有意義で楽しく過ごすことができた。