【2020年参加】 香川大学 経済学部 K.Aさん
今回香川証券株式会社のインターンシップに参加したことで、様々なことを学ぶことができた。そして、その中でとても印象に残った事が二つある。
一つ目は、私自身が世の中の出来事について知らなすぎるということだ。私はインターンシップを参加する前は全くニュースや新聞を見ることがなかった。だから、友達に日本や世界で注目されているニュースについて知っているか聞かれても私は知らないと答えるしかなかった。しかし、インターンシップでは毎日研修の最初に、自分が気になった新聞の記事を選び、その記事を選んだ理由、ニュースの概要、日本や世界に与える影響についてノートに書き、その内容を皆で読み合わせした。新聞を読むのは私にとって10年ぶりくらいで、全く知らない、聞いたこともない記事が多かったので最初は頭が一杯になったが、毎日やっていくうちに新聞の読み方や日本や世界の出来事を知りながら、少しずつ慣れていった。こうして毎日新聞の読み合わせをしてみて、今の世の中は情報化社会といわれているように、情報がありふれている中で、何も知らないというのは、限られた少ない情報で生活していかなければならないという危険な状態なので、これから新聞やニュースを見たり、ネットで調べたりして情報を取捨選択しながら蓄えていこうと思った。
二つ目は、積極的に発言することはとても大事だと改めて感じたことである。インターンシップは五日間あったが、一日目は少し緊張していたことに加えて、私が一番後ろの席にいたというのもあって他の人が発言したら私も発言しようという姿勢でいたので、あまり積極的ではなかった。続いて、二日目も発表の機会があったがまだ恥ずかしさもあって、結局後の番で発表することになってしまった。そして二日目が終わって私は、「明日でインターンシップの半分の期間が過ぎるのに、このままではインターンシップで何も成長できない」と思い反省し、三日目からはまずは質問から積極的にしていこうと決めた。三日目の午前では、証券会社の営業について学ぶことができた。その時に、積極的に質問をしたおかげで、営業の仕方や香川証券株式会社の営業システムなど営業の裏側の部分も知ることができた。四日目は、三日目に質問をたくさんしたことで自分の発言に自信が持てて、発表や質問の機会があれば真っ先に手を挙げるようになった。最後の五日目では、営業で銘柄を紹介するように実際にグループワークで銘柄をプレゼンした。プレゼンにおいても、発言することにとても自信を持っていたので、聞かれている社員の方々の目を見て大きい声でプレゼンすることができたように感じた。こうして五日間を通して、積極的に発言することはこれからの就活やその先の仕事で大切なことだと改めて実感した。
このように学んだ中で印象に残ったことを二つ挙げたが、他にも学んだことは多かったので、今回参加することができてとてもよかったと感じている。このインターンシップでの経験をこれからの就活や仕事で活かしていきたい。