【2018年参加】 香川大学 経済学部 M.Mさん

私は、9月3日(月)から9月7日(金)までの4日間、香川県警察の鍛え上げインターンシップに参加させていただいた。このインターンシップに参加した理由は、公務員を将来の職として志望する中で警察行政事務に興味があったためである。また、実際の現場や業務に触れることで、警察行政事務だけでなく警察組織全体についても理解を深めたいと考えたからである。インターンシップにおいて、学生としての責任や緊張を強く感じていたが、自分なりに積極性を持って参加することを目標に取り組んだ。
警察という組織や業務内容については自分なりに調べて知っているつもりでいたが、その知識が断片的なものであることを実感した。座学だけでなく、交通管制センターや通信指令室など、実際に業務を行っている場所も見学させていただいた。見学中は、疑問に思ったことや気になった点などを直接聞くことが出来た。百聞は一見に如かず、という言葉もあるように、自分自身で実際に見たり感じたりすることで、警察という職業をより深く理解することができた。
自動車警ら隊では、装備品やパトカーなど、実際に使用しているものを見学させていただいた。自動車警ら隊に所属されている警察官の方から、実際に体験したお話などを伺う中で、警察官という職業は常に危険と隣り合わせであることを忘れてはいけないと感じた。また、警察という組織があるからこそ、私たちの日々の暮らしは守られており、安心して過ごせているんだということを改めて実感した。
このインターンシップでは、特に自分の意見を誰かに伝える力というものが身に着いたように思う。プレゼンテーションスキルアップ講習や非行防止教室では、学ばせていただくことが多かった。非行防止教室では、私たち学生も実際に小学生の前に立ち、教える側として参加させていただいた。前日に非行防止教室についてご指導いただいたが、伝えたいことをどのように話せば良いかということだけでなく、聞き手がどのような受け取り方をするか、どのような疑問を持つか、なども考えながら話すことが大切だと分かった。小学生の真剣な表情で聞いてくれている姿や授業後の感想を聞く中でやりがいというものを感じることもできた。
短い間ではあったが、今回のインターンシップは自分にとって非常に実りあるものであった。また、インターンシップを通して警察という組織の魅力を改めて知ったことで、警察行政事務という職への関心が益々高まった。この経験を、これからも積極的に活かしていきたい。