【2018年参加】 香川大学 法学部 H.Mさん
私は高校生の頃から警察官になりたいと思うようになった。そこで今回のインターンシップを通して、警察の役割や仕事内容を知り、警察官に必要なスキルを学びたいと考えた。
インターンシップを通じて、警察の責務は、県民の安全・安心を守ることであるということを学んだ。県民の安全・安心を守るためには、犯罪の捜査や犯人逮捕という私たちがよく知る警察の任務が欠かせない。しかしそれだけではなく、犯罪の未然防止も警察の重要な任務である。
インターンシップでは、自転車盗難防止啓発ポスターの作成に取り組んだことによって、犯罪の未然防止について深く考えることが出来た。ポスターを作成するにあたり、駅で自転車の施錠率調査を行った。この調査や座学を踏まえて、誰に対してどのようなことを呼びかけることで、自転車盗難を防止することができるのかということを考えポスターを作成した。
他にも警察本部内の施設見学、護身術や鑑識活動体験をした。施設見学を通して、警察が24時間365日県民の安全・安心を守っているということを実感した。護身術体験では、簡単にできる護身術を学んだので、友人や家族にも伝えたい。
今回のインターンシップでは、プレゼンテーションスキルアップ講習も受けた。このスキルは警察という職業に関わらず、今後の人生で必要なスキルである。聞き手に自分の伝えたいことを理解してもらうためには、どのようなことに気をつけるべきであるかということを考えさせられるものであった。話す内容も大切であるが、話し方、姿勢、目線が特に重要であるということを学んだ。人前で発表する機会をたくさん与えて頂いたため、これらのことに気を付けながら、徐々に自分のプレゼンテーションスキルを向上させることができたように思われる。小学校での非行防止教室では、小学生に非行の意味を理解してもらったり、万引きについて考えてもらったりするために、大きな声でゆっくり説明することを心がけた。今後、人前で発表する機会があれば、今回学んだスキルを生かし、さらに向上させたいと考えている。また緊張したり、ボディランゲージが少なかったりする等、課題もたくさん見つかったので気を付けたいと思う。
警察は刑事警察、生活安全警察、地域警察等、仕事内容が多種多様である。さまざまな側面から県民の安全・安心を守っているということを学ぶとともに、警察という職業の魅力を感じた。またインターンシップを通して、警察という職業のやりがいを学び、将来は警察に携わりたいという思いが一層強くなった。