【2015年参加】 香川大学 工学部 M.Tさん
(建設系インターンシップ)
インターンシップを終え、私は様々な面で大きく成長できたと思います。普段は取り組まないような実習や現場の活動を通すことにより、一回りも二回りも大きくなることができたと感じています。
今回のインターンシップは、古い木造駅舎の改修案を作成するという目的の中、現地調査やCAD・SketchUpのソフトを用いて作業を行い、最終日に改修案を発表するというものでありました。しかし、慣れていない作業は非常に難しく、時間がかかってしまいましたが、その度に社員の方が丁寧に指導して下さり、大変有意義な時間を過ごすことができました。そして、今まで理解できていなかったソフトの使用法なども自然と身につけることができ、技術の向上にも繋げることができたと思います。また、現地調査では、本来立ち入ることができない駅舎の内部に入れさせていただいたり、実際の工事の様子の見学や体験をさせていただいたりと非常に貴重な経験をさせていただきました。このような体験は滅多にできることがない上に、実際の駅舎内部の構造や状態に触れ、身近に感じることができるため、良い機会となりました。
改修案の発表日である最終日では、私を含め4名の実習生の発表が行われました。10日間という期間の中でまとめ上げる改修案は、とても苦労しましたが、自分自身を成長させる大きなきっかけになったと思います。使い慣れていないソフトを駆使して図面を作成し、多くの時間を費やし試行錯誤しながら取り組んだ改修案は、良し悪しはわかりませんが自分にとって大きな自信になりました。また、他3名の発表を見聞きし、自分に不足している考えや共感できる点など、多くのことを吸収できたと思います。今回の実習では、1つのものを創り上げることがいかに大変で難しいことであるのか理解できましたし、達成感というものを覚えられたと実感しています。
最後になりますが、今回のインターンシップは多くの方に支えられ、最後までやりきることができたと思います。忙しい中、時間を割いてまで指導して下さったり、作業の様子を気にかけ、優しく接して下さった社員の方々には、大変お世話になりました。本当に感謝の言葉でいっぱいです。しかし、多くの方に支えられた反面、私自身の力不足であることも痛感しました。もっと自分に知識や技術があればと実習中に感じたことが何度もありました。その反省を踏まえ、これからの学生生活に目的を掲げ、自分を磨いていこうと思います。