【2017年参加】 香川大学 経済学部 F.Aさん
私は9月4日(月)から8日(金)の5日間、四国新聞社のインターンに参加しました。鍛え上げ インターンシップということで少し身構えていましたが、どの社員の方もお忙しい中 とても優しく迎え入れてくれてとても嬉しく感じました。
インターンシップでは事前に決めていた記者クラブへと配属され新聞記者の取材に同行させていただき記事を書きました。私はサンポート高松の合同庁舎にある経済記者クラブに行きました。経済記者クラブでは香川県内の企業の新たな取り組みや地元高校と地元企業のコラボ商品の取材などに同行させていただきました。その取材を基に新聞記事を書いてみましたが伝えるべき事を端的にわかりやすくまとめるのはとても難しく何度も書き直しました。新聞では一段目落でいかに読者の興味関心を引くことが出来るかということが重要であると教えていただきました。言われてみれば当たり前で言葉にすると簡単なように見えますがこれがとても難しくとても苦戦しました。情報がありすぎてもなさ過ぎても読者の方には伝わりづらくなってしまい記者の方の書いた記事を参考にしながら書いていきました。自分たちの書いた記事が実際に翌日の新聞に載っているのを見た時はとても嬉しかったです。
インターン2日目には地元企業紹介のコーナーに載せる記事をインターン生2名と記者の方とでそれぞれ同じ内容で記事を書いてみましたが同じ文字数の中に含まれる情報量に大きな差がありすぎてとても驚きました。書くべき情報を取捨選択して書いたつもりだったがそれが上手くまとまりきっておらず記者の方の凄さを感じました。
また、インターン4日目には四国新聞社本社で紙面のレイアウトを行う整理部の仕事を見学体験させていただきました。真っ白な紙面にだんだんと記事や写真が組み込まれ1枚の紙面になっていく様子は自分が想像していた以上に難しそうであると同時に面白く感じました。しかし綺麗に仕上がった紙面でも大きな事件事故が起これば完成した紙面を消して1からまた紙面を作っていくという話を聞いてとても過酷な仕事なのだなと強く感じました。
新聞社で働くということは自分のした仕事が直接的に読者に届き、またそれを日々実感していくことが出来るものだと私は感じます。世の中には色々な仕事があるがここまで自分のした仕事が人々の生活に密接している仕事はなかなかないのでは、と感じます。その分の大きなやりがいと責任が生じるもので、その仕事を日々こなす新聞社の方々はとてもかっこよく尊敬の感情が大きくなりました。
今回の5日間のインターンでは社会人として働く事と新聞社の社員として働くことの両方の面で多くの事を学べました。慣れないことで疲労がたまることもありましたがこの5日間の経験を糧に今後も様々なことに挑戦していきたいと強く感じます。