【2013年参加】 香川大学 経済学部 M.Tさん
全国共済農業協同組合連合会香川県本部でインターンシップに参加させていただきました。5日間という短い時間でしたがこのインターンシップを通し、働くとは、社会人になるとはどういうことなのかを学ぶことができました。
インターン シップ初日、スーツを着て出勤。社会人になったような気分で会社に向かいました。朝礼で挨拶しとても緊張したのを覚えています。まずは企業についての説明 を受け、各課の役割を教えていただきました。企業が成り立っているのは各課がそれぞれ重要な仕事に責任をもってこなしており、その一部分が抜けたら運営で きなくなるということを実感しました。
その後は毎日、管理部、普及部、業務部と部を移動し、様々なお仕事を体験させていただきました。その一つ一つで多くの方と接することができました。また業務を体験する中で仕事の大変さだけではなく、楽しさを感じることができたと思います。
私がこのイ ンターンシップを通して働くうえで重要だと感じたことは「責任感」「信頼関係」「笑顔」です。例えば総務課で体験した書類や手紙の発送業務や、企画管理課 で行われている経理や内部報告、決算などはミスの許されない業務でした。ミスがないよう何人もの人が確認し、ミスが起きないような工夫がなされていまし た。一人一人が強い責任感を持たなければいけないと強く感じ、働くということはそんなに甘くないのだと実感しました。
ま た、ミスが起きてしまった時にどう対応するのかが重要で、問題解決する力を身に着けることも大切だと感じました。そして、同じ目的を持ち長い時間を共にし て働いている仲間との信頼関係や、どんなときもお客様や仲間たちに対する笑顔を忘れないことは働くうえで本当に大切な要素だと思いました。
担当の方が私にしてくれた話があります。「JA共済に入っていてよかった。」この一言で今まで仕事をしてきてよかったと思えたと、共済は本当に大切 なものだと実感したとおっしゃっていました。私たちは何のために、誰のために働くのか。お金がほしい、楽な仕事がいい、休みがいっぱい欲しい。それは誰も が望んでいることだと思いますが、一時の感情に揺さぶられた欲求です。人間と人間とが向き合い、相手のためを思って感動共鳴する。私はせっかく働くのな ら、自分の仕事に目的ややりがいを持って働きたいと思いました。この職場は、そのようなことを実感させてくれるような場所でした。どんな仕事にも意味があ り、重要な仕事であると思いました。
最後に、このインターンシップを通して得たものを大切にして自分は何がしたいのか考えながら学生生活を送っていきたいと感じました。働くことについて実際に体験し感じることができ、考えるきっかけとなりました。ありがとうございました。