【2015年参加】 香川大学 経済学部 H.Kさん

私は8月17日からの5日間、香川証券株式会社様にて鍛え上げインターンシップに参加させて頂きました。私がインターンシップ先に香川証券様を選んだ理由は、ここ最近で、アベノミクスによる株価上昇やNISA、貯蓄から投資へという言葉をよく聞くようになり、資産運用を受け持つ証券会社の仕事に興味を持ったからです。そして、証券会社が具体的にどのような業務を行っているのかを知りたく、今回のインターンシップに参加させて頂きました。
インターンシップでは多くのことを学ばせて頂きました。その内容を簡単ですが紹介したいと思います。主として、毎朝の日経新聞のスクラップ・読み合わせ、本社・本店・鳴門支店の見学、資産運用・証券業界についての講座、債券・株式・投資信託についての講座、株式の推奨銘柄を探してプレゼンなどです。
今回のインターンシップで証券会社への理解がより深まりました。お客様のお金を預かり運用するにあたって必要なことは、たくさんの情報や知識だけではなくお客様から信頼されるに足る人間力であるということを知りました。香川証券様の皆様は経済学部以外の出身の方もたくさんおられましたし、私たちにも明るく親切にご指導頂いたので、香川証券様にはお客様に信頼される人間力のある方々が集まっておられるのだなと感じました。
また、毎朝の日経新聞のスクラップ・読み合わせでは、自分の視野がいかに狭かったのかということが分かりました。証券会社に勤める方々は、お客様に情報を提供するために新聞記事に書いてある事実のさらに奥の情報を読み取り、それをお客様に伝えています。私はテレビや新聞でニュースを見ても、それをそのまま受け取るだけでその先を深く考えたことはありませんでした。株価というものは人の思惑で変動するものであると学び、この記事を読んで人々はどのように行動するだろうか、どう影響するだろうかという視点を持つことが大切だと分かりました。
証券会社の皆様のように、実際にお客様に推奨するつもりで、自分たちで株式を選び発表するということは非常に良い経験になりました。なぜその銘柄を推奨するのかという点で、説得力のある情報を見つけ出すということは大変でした。情報に触れれば触れるほど調べることが増えていくので、いかに株価が上昇するような情報を選んで紹介するかという点が重要でした。この発表を通して、証券会社に勤める方々はこの作業を行ってお客様に接しているのだと知り、改めてすごいなと感じました。

このインターンシップでは、証券業界や資産運用についてだけでなく、香川証券様の皆様から私たちに就職活動のアドバイスなどもしていただくなど、非常に多くのことを学ばせて頂いたインターンシップでした。緊張していた私たちに明るく元気に話しかけてくださり、こちらとしても楽しく学ばせて頂きました。お忙しい中、このような機会を与えてくださった香川証券様の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。