【2015年参加】 香川大学 経済学部 T.Aさん
5日間、香川証券株式会社さんにお世話になった。5日間は短く感じて非常に有意義なインターンシップにすることができたと思う。香川証券を選んだ理由は、ゼミでファイナンスについて勉強しており、机上だけでなく実際の現場を自分の目で見たかったこと、また、証券会社の社内の雰囲気も確認したかったからである。
まず、インターンシップを通して香川証券がどのような会社であるのか学ぶことができた。一番強く感じたことは人間関係が良好であったことである。先輩方のインターンシップ感想文などにも香川証券は人間関係が良好であると書いてあったので期待して行ったのだがいい意味で期待を裏切られたといえる。私たち学生に対して関係が良好というだけでなく、社長から新入社員に至るまで社内の雰囲気が暖かかった。この雰囲気のおかげで疑問点や質問をしやすい環境になったといえる。それとは対照的に市場のマーケットが閉まる30分前にはピリピリした緊張感が張り詰めた空気も感じることができた。
インターンシップの内容は、マナー講習、日経新聞の読み合せ・スクラップ、日経新聞講座、株式・債券・投資信託についての基本講義、鳴門支店に訪問し現場を見る、実際に町をあるいて株式の銘柄を決め、調べて発表などがあった。
文字にしてみるとややこしく感じてしまうような言葉だが、実際はとてもわかりやすく説明してくださるので理解できるし、理解できるからもっと知りたいと思えるような内容であった。特に日経新聞はインターンシップが終わってからもスクラップし続けているので、社会人に向けて素晴らしい習慣を身につけさせてもらった。これからも続けていきたい。このインターンシップで一番力を入れたのはどの株式の銘柄が上がるか予想し発表することだ。これは男女対抗戦で二日もかけたのでたいへん盛り上がった。自分たちで調べるのはもちろんだが、二日間、新入社員の方々も一緒に考えてくれたので形あるものに男女とも仕上げることができた。この新入社員の方々は年齢も近く、気さくな人たちだったので、証券会社の業務内容はもちろん、学生の間にするべきこと、就職活動、社会人になっての困難な点についてたくさん尋ねることができた。これは非常に大きな収穫だった。また、できるだけ多くの人と会話したいと思っていたので鳴門支店の皆さんとおはなしできたことは貴重な経験であったし、そこで教わったマナーは今後必ず使えることなので忘れないようにしたい。
このインターンシップ中にどれほど自分が勉強不足でなにもしらないか気付かされることが多々あり、凹むこともあったが新しいことを知る楽しさを発見できてよかった。株式は世界の動向とリンクしており、常に人間の思惑で動いている。その思惑を予想するためにあらゆる角度からの検討が必要だということを学んだ。そして、あらゆる角度から検討するためには勉強し続けなければならないことも学んだ。
最後にお忙しいなかインターンシップという5日間も時間をとってくれた香川証券の皆様にお礼申し上げます。貴重な経験させていただきありがとうございました。