【2015年参加】 香川大学 経済学部 F.Sさん
私は今回、栗林校区コミュニティ協議会様において8月17日から21日まで5日間の鍛え上げインターンシップに参加しました。私が栗林校区コミュニティ協議会でのインターンシップを志望した理由は将来、公務員として地元の活性化に貢献できるようになるために市での取り組みを実際に体験してみたいと考えていたからである。
公務員の仕事というと窓口業務のイメージが強かった私にとって栗林校区コミュニティ協議会の活動はとても興味深いものだった。まず、初日は栗林コミュニティ協議会の活動と役割についてお話を伺った。実際に、2011年の東日本大震災のように大きな災害が起こった際には、物資を配給したり身元を確認したりといった作業が重要となるが、そのためには地域のコミュニティが形成されている必要があり、地域住民のコミュニティ形成架け橋となる存在が栗林コミュニティ協議会だというお話を受け、栗林コミュニティ協議会は、地域住民と最も近い位置で関わっている存在だと感じた。
2日目から実際に栗林コミュニティ協議会で行われている様々な団体の活動に参加し、地域住民の方と関わる機会与えていただいた。実際に地域住民の方と関わっていく中で、子供からお年寄りまで様々な年代の方からお話を聞くことができ、コミュニケーション能力を養うことができただけでなく、地域住民の方が栗林校区をもっと盛り上げていこうという強い思いを持っていて、栗林校区を愛していると改めて実感することができた。
また、5日間を通して、地域住民に向けたコミュニティだよりや活動展示の制作を行った。見る立場の時にはそこまで気にしていないコミュニティだよりの構成だが、実際に地域住民の方に来月の行事の一覧など伝えるために制作する立場になると、どのようなレイアウトで制作すると見やすいだろうか、この記事はどの位置に持って来れば見る人が興味を持ってくれるだろうかなど、相手の気持ちになって、人に正確に内容をまとめて、分かりやすい構成を考えた上で情報を発信することの重要性と難しさを実感した。
今回のインターンシップでの様々な体験は将来地域に貢献できるような人材になりたいと考えている私にとって、言葉遣いなどのビジネスマナーの習得やコミュニケーション能力を養う機会だけでなく、地域発展のための市の取り組みについて具体的な内容を知ることができ、将来自分がどのような取り組みを行っていきたいかイメージを固める上で、大変貴重な経験となった。今回の経験を生かし、地域住民のとの関わりを大事に、地域の活性化に貢献できるような公務員を目指して一層努力していきたいと感じた。